フィンランドの指揮者ピエタリ・インキネン(Pietari Inkinen)が、ドイツのザールブリュッケン・カイザースラウテルン・ドイツ放送フィルハーモニー管弦楽団(Deutsche Radio Philharmonie Saarbrücken Kaiserslautern)との契約を延長した。インキネンは2017年から首席指揮者を務めてきた。任期は2025年まで延びる。
インキネンは1980年、フィンランド・コウヴォラの生まれの40歳。2009年には日本フィルハーモニー交響楽団の首席客演指揮者に就任、2016年からは首席指揮者を務め、日本でもお馴染み。
ヴァイオリンを学んだ後、指揮者に転身。2008年にニュージーランド交響楽団の音楽監督に就任。任期は2020/2021シーズンまで延長されている。2015年からはプラハ交響楽団の首席指揮者も兼任している。
ドイツのバイロイト音楽祭は新型コロナウイルス・パンデミックで中止されたが、今年の音楽祭から上演が始まるはずだった新しい《ニーベルングの指環》シリーズの指揮者に起用されて話題を集めていた。
写真:Deutsche Radio Philharmonie Saarbrücken Kaiserslautern
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ザールブリュッケン発 〓 指揮者のインキネンがザールブリュッケン・カイザースラウテルン・ドイツ放送フィルとの契約を延長
2020/05/16
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