ストックホルム発 〓 ピアノのイゴール・レヴィットがノーベル賞の授賞式で演奏

2020/04/21

ピアノのイゴール・レヴィット(Igor Levit)がノーベル賞の授賞式コンサートに招かれることが決まった。フランスの指揮者ステファヌ・ドゥネーヴ(Stéphane Denève)指揮のロイヤル・ストックホルム管弦楽団と共演する。

レヴィットは旧ソ連のゴーリキー(現在のロシア・ニジニーノヴゴロド)生まれの33歳。ユダヤ系の家系で、3歳からピアノを学び、8歳だった1995年に家族とドイツ・ハノーファーに移住。長じてハノーファー音楽演劇メディア大学で学んだ。

在学中の2004年に浜松国際ピアノ・アカデミー・コンクールで優勝。2005年に「アルトゥール・ルービンシュタイン国際ピアノ・コンクール」に最年少で参加して4つの賞を獲得した。2009年の卒業時には理論、演奏で大学史上最高の成績で収めて注目を浴びた。現在はベルリンを拠点に活動中。

政治的な行動、発言でも知られ、2017年には「EU」離脱に動いていた英国の「BBC Proms」開幕コンサートに出演、そのアンコールにベートーヴェンの「歓喜の歌」を演奏。「EU=欧州連合」への連帯をアピールして物議を醸した。

また、昨年はドイツの反ユダヤ勢力から脅迫を受け、警察が動くという騒動も起きている。

写真:Sony Classical / Felix Broede


    もっと詳しく ▷


関連記事

  1. 上演発 〓 バイロイト音楽祭、中国へ引っ越し公演

  2. ナバラ発 〓 ナバラ響が首席指揮者のペリー・ソーとの契約を延長

  3. フランクフルト発 〓 hr響が首席指揮者のアラン・アルティノグリュとの契約を延長

  4. ウィーン発 〓 国立歌劇場は予定通り、9月7日に新シーズンを開幕

  5. 訃報 〓 クリスティアーヌ・エダ=ピエール(88)フランスのソプラノ歌手

  6. ベルリン発 〓 ベルリン・フィルの新しいクラリネット奏者はともにスロベニア出身で同門という二人

  7. ベオグラード発 〓 準・メルクルの投稿、思わぬ波紋

  8. ライプツィヒ発 〓 2026年の「バッハ・メダル」はスイス・ザンクト・ガレンのJ.S.バッハ財団に

  9. 訃報 〓 ニクサ・バレザ(85)クロアチアの指揮者

  10. ロンドン発 〓 英国のクラシック音楽雑誌「グラモフォン」の「オーケストラ・オブ・ザ・イヤー」一般投票始まる

  11. ベルリン発 〓 ドイツのオペラ雑誌「Oper Magazin」が年間賞を発表

  12. 訃報 〓 ジョージ・クラム(92)米国の作曲家

  13. シュトゥットガルト発 〓 クルレンツィスが南西ドイツ放送響との契約を延長

  14. ウィーン発 〓 来年の「ニューイヤー・コンサート」は史上初の無観客で

  15. フィレンツェ発 〓 レヴァインが指揮活動に復帰

  1. この記事へのコメントはありません。

  1. この記事へのトラックバックはありません。