フランスの古楽器演奏グループ「レザール・フロリサン=Les Arts Florissants」が創立40周年を記念するコンサート・ツアーをスタートさせた。「オデッセイ・バロック」と名付けられたツアーで、8日にロンドンのバービカン・センターで最初の公演が行われた。11日にハンブルク、13日にバーデン=バーデン、15日にマドリッド、21日にパリで公演を行う。パーセル、ヘンデル、シャンパンティエ、リュリを取り上げる。
「レザール・フロリサン」は1979年、米国の指揮者でチェンバロ奏者のウィリアム・クリスティ(William Christie)によって設立された団体。日本語にすると「花咲ける芸術」で、その名はシャルパンティエのオペラの題名から採られたという。当初は17~18世紀のフランスを中心としたバロック音楽を中心にしながら、フランスのバロック・オペラの復活に貢献。最近ではモーツァルトまでウイングを伸ばしている。
写真:Les Arts Florissants
ロンドン発 〓 レザール・フロリサンが創立40周年ツアー
2019/12/12
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