英国の指揮者ロビン・ティチアーティ(Robin Ticciati)がベルリン・ドイツ交響楽団(Deutsches Symphonie-Orchester Berlin)の音楽監督を、任期切れ前の2025年の夏で退任することになった。オーケストラが発表したもの。ティチアーティは2017/2018シーズンからその任にあり、2020年9月の契約更改で、任期は2027年まで延長していた。
ティチアーティはロンドン生まれの40歳。イタリア系英国人で、ヴァイオリン、ピアノ、パーカッションなどを学び、指揮をサー・コリン・デイヴィスとサー・サイモン・ラトルに師事した。2009年に26歳の若さでスコットランド室内管弦楽団の首席指揮者に就任(-2018)。2014年からは、英国のグラインドボーン音楽祭の第7代音楽監督も務めている。
ベルリン・ドイツ交響楽団は第二次大戦後、RIAS放送交響楽団として発足。その後、ベルリン放送交響楽団として活動、ドイツ再統一後の1993年に現在の名称に変更している。
写真:Scottish Chamber Orchestra / Chris Christodoulou
ベルリン発 〓 指揮者のロビン・ティチアーティが任期切れ前の2025年の夏で退任、ベルリン・ドイツ交響楽団の音楽監督を
2023/04/03
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