パリ発 〓 「ロン=ティボー=クレスパン国際コンクール」のヴァイオリン部門は、ウクライナのディアナ・ティシュチェンコが優勝

2018/11/13

若手演奏家の登竜門とされる「ロン=ティボー=クレスパン国際コンクール=le Concours international Long-Thibaud-Crespin」のヴァイオリン部門の本選が10日行われ、ウクライナのディアナ・ティシュチェンコ(Diana Tishchenko, 25)が優勝した。第2位には米国の金川真弓(Mayumi Kanagawa, 24)、3位はロシアのディミトリー・スミルノフ(Dmitri Smirnov, 24)だった。日本勢では弓新(Yumi Arata, 26)が5位に入賞している。

コンクールは1943年、ヴァイオリン奏者のジャック・ティボーとピアニストのマルグリット・ロンによって創設された。2011年からは声楽部門が新設され、レジーヌ・クレスパン(Régine Crespin)の名前が加えられて現在の名称に。毎年、3部門が交互に行われるスタイル。今回のコンクールの審査委員長はルノー・カプソン。審査員には、コリヤ・ブラッハー、マルタン・エングストローム、ジャン=ジャック・カントロフ、諏訪内晶子、ヤン・パスカル・トルトゥリエ、マキシム・ベンゲロフたちが顔を揃えている。

ティシュチェンコは9月に行われた第2回「上海アイザック・スターン国際バイオリンコンクール=Shanghai Isaac Stern International Violin Competition」の第3位。金川は日本人の両親を持つ日系アメリカ人。4歳から日本でヴァイオリンを始め、その後、ニューヨークを経て、12歳でロサンゼルスに移る。現在はベルリンのハンス・アイスラー音楽大学でコリヤ・ブラッハーのもと研鑽を積んでいる。弓は東京都出身で、ライプチヒに留学中。

写真:le Concours international Long-Thibaud-Crespin


    もっと詳しく ▷


関連記事

  1. ロンドン発 〓 エサ=ペッカ・サロネンがフィルハーモニア管を退任、2021年で

  2. モスクワ発 〓 指揮者のクルレンツィスにギリシャ政府がフェニックス勲章

  3. サンディエゴ発 〓 エド・デ・ワールトがサンディエゴ響の首席客演指揮者に

  4. 山形発 〓 阪哲朗が山形交響楽団の常任指揮者に

  5. アムステルダム発 〓 ホルンのケイティ・ウーリーがロイヤル・コンセルトヘボウ管弦楽団の首席奏者に

  6. ウィーン発 〓 イシュトヴァーン・ヴァルダイがハインリヒ・シフの後任に

  7. ベルリン発 〓 第1回「オーパス・クラシック賞」決まる

  8. ハンブルク発 〓 ドイツ・グラモフォンが史上初めて女性指揮者と専属契約

  9. バイロイト音楽祭 〓 来年の《ローエングリン》でネトレプコが音楽祭デビュー

  10. ドレスデン発 〓 ヤノフスキがドレスデン・フィルの首席指揮者へ、2度目の登板

  11. ワシントン発 〓 ナショナル交響楽団がジャナンドレア・ノセダとの契約を延長

  12. ヴェルビエ音楽祭 〓 出演者のキャンセルが相次ぎ、ついにラトルに指揮を依頼

  13. ウィーン発 〓 コニエチュニーに「宮廷歌手」の称号

  14. ザルツブルク音楽祭 〓 ソコロフのリサイタル中に祝祭大劇場の天井から雨漏り

  15. フランクフルト発 〓 フランクフルト歌劇場が2019/2020シーズンの公演ラインナップを発表

  1. この記事へのコメントはありません。

  1. この記事へのトラックバックはありません。