エルサレム発 〓 エルサレム交響楽団の音楽監督にドミトリー・ヤブロンスキー

2026/08/19

エルサレム交響楽団が音楽監督にドミトリ・ヤブロンスキー(Dmitry Yablonsky)を迎えると発表した。2023年からその任にあったジュリアン・ラクリン(Julian Rachlin)の後任で、任期は新シーズン2026/2027シーズンから。

ヤブロンスキーはモスクワ生まれの63歳。父親はモスクワ放送交響楽団の首席オーボエ奏者、母はピアニストのオクサナ・ヤブロンスカヤという家庭で育ち、6歳でモスクワ音楽院付属中央音楽学校に入学してチェロを学び、9歳の時にハイドンのチェロ協奏曲第1番でデビューした。

1977年から母とアメリカに移住、ジュリアード音楽院、イェール大学でチェロを学び、その後、カーティス音楽院で指揮の研鑽を積み、1990年にサンタ・チェチーリア国立アカデミー管弦楽団を指揮して指揮者デビューした。

その後、モスクワ・フィルハーモニー管弦楽団やモスクワ交響楽団の首席客演指揮者を務め、2002年からはロシア・フィルハーモニー管弦楽団の首席指揮者を務めている。イスラエルでは、テルアビブ大学のブッフマン・メータ音楽院で教鞭を執ってきた。

新シーズンで楽団創設90周年という節目の年を迎えるが、財政難に直面しており、ラクリンは退任に当たって、楽団の存続には200万ドルの資金が必要であり、公的な緊急財政支援を訴えていた。

写真:Duxbury Music Festival


関連記事

  1. 浜松発 〓 国際ピアノアカデミー、4年ぶりに再開

  2. テルアビブ発 〓 イスラエル・フィルが音楽監督のラハフ・シャニとの契約を延長

  3. ベルン発 〓 チェロのソル・ガベッタに「スイス・グランプリ・ミュージック」賞

  4. ア・コルーニャ発 〓 ガリシア響の次期首席指揮者にロベルト・ゴンサレス=モンハス

  5. リエージュ発 〓 ワロン王立オペラが新シーズン、2025/2026シーズンの公演ラインナップを発表

  6. ベルリン発 〓 コーミッシェ・オーパーが2018/2019シーズンのラインナップを発表

  7. フィラデルフィア発 〓 フィラデルフィア管弦楽団が2022/2023シーズンの公演ラインナップを発表、トゥガン・ソヒエフも客演

  8. リヴィウ発 〓 指揮者オクサーナ・リーニフが結婚

  9. 訃報 〓 ユーリ・アルペルテン(63)エストニアの指揮者

  10. ウィーン発 〓 指揮者のティーレマンが国立歌劇場の名誉団員に

  11. マドリード発 〓 スペインの国営郵便局がビクトリア・デ・ロス・アンヘレス、アリシア・デ・ラローチャの肖像を使った切手を発売

  12. バルセロナ発 〓 バルセロナ響の次期音楽監督にルドヴィク・モルロー、大野和士の後任

  13. ロサンゼルス発 〓 マティアス・ピンチャーがロサンゼルス室内管弦楽団の音楽監督に

  14. ミラノ発 〓 ゲルギエフがイタリア国内の資産売却を進めていると、イタリアの有力紙が報道

  15. ベルリン発 〓 ベルリン・シュターツカペレがサイモン・ラトルに「名誉指揮者」の称号

  1. この記事へのコメントはありません。

  1. この記事へのトラックバックはありません。