ドイツのバイロイト音楽祭(Bayreuther Festspiele)が7月26日、新制作の歌劇《リエンツィ》の初日の公演をドイツ国内の映画館でストリーミング上演すると発表した。音楽祭が《リエンツィ》を上演するのは史上初。祝祭劇場での上演から2時間遅らせてストリーミングをスタートさせるという。
1842年に初演されたワーグナー初期の大作《リエンツィ》の上演は、150周年を祝う2026年の音楽祭の話題の一つ。14世紀のローマで支持を集めた政治家コーラ・ディ・リエンツォを主人公に据え、権力と大衆の熱狂の中で破滅へ向かう物語が描かれる。後の作品よりも政治的色彩がとりわけ際立つ作品で、出世作でありながら、ワーグナー自身が後に作品から距離を置き、音楽祭でも上演されてこなかった。
新政策の演出を手掛けるのはマグドルナ・パルディトカとアレクサンドラ・セメレディで、指揮はナタリー・シュトゥッツマン。歌手陣には、アンドレアス・シャーガー、ガブリエラ・シェラー、アンドレアス・バウアー・カナバス、ジェニファー・ホロウェイ、ミヒャエル・ナジ、ヴィタリー・コワリョフが起用されている。
写真:Bayreuther Festspiele
もっと詳しく ▷
バイロイト発 〓 新制作の《リエンツィ》の初日公演を映画館でストリーミング上演、150周年迎えるバイロイト音楽祭
2026/07/15

この記事へのコメントはありません。