スペインの指揮者ファンホ・メナ(Juanjo Mena)がアルツハイマー病の進行を受け、指揮生活からの引退を表明した。3月21日、22日のバルセロナ交響楽団(OBC)のコンサートな今年前半のコンサートで指揮台を降りるという。
メナはバスク州の州都ビトリア=ガステイス生まれの60歳。これまでビルバオ交響楽団の芸術監督兼首席指揮者(1999ー2008)、英国マンチェスターのBBCフィルハーモニック管弦楽団の首席指揮者(2011ー2018)を歴任。2017年から2023年にかけて北米最古の合唱祭「シンシナティ5月祭」の首席指揮者も務めた。
また、ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団など著名なオーケストラへの客演も多い。2010年には京都市交響楽団の定期演奏会を指揮して日本デビュー。2017年にはNHK交響楽団の定期演奏会にデビューし、2021年、2025年と客演してきた。
声明では、家族、聴衆、オーケストラ関係者や音楽家に向けてこれまでの活動への感謝を述べ、「私がいつも言っているように、音楽はエネルギーの交換です。演奏者と聴衆の間を行き来する、目に見えない神秘的な流れです。すべてのコンサートを、音楽を中心とした真の祝祭にしましょう。音楽こそが、人々が連帯と友情を育むための理由となるのです」と結んでいる。
写真:NHK Symphony Orchestra
バルセロナ発 〓 ファンホ・メナがアルツハイマー病の進行を受け、指揮生活からの引退を表明
2026/03/13
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