フランスのオペラ演出家ピエール・メドゥサン(Pierre Médecin)が4日に亡くなった。90歳だった。パリのオペラ・コミック(Opera Comique)の芸術監督などを歴任した。
南部ニース出身。ドイツ・バイロイトのワーグナー音楽祭で、作曲家の孫ヴィーラント・ワーグナーに師事してオペラ演出の研鑽を積み、1959年に24歳でニース歌劇場のスタッフとなった。1982年から1983年にかけては芸術監督を務めた。
その後、1994年にオペラ=コミックの芸術監督に就任。1996年には若手歌手による劇団「フランス青年歌劇団=JTLF」を設立して、ボワモルティエ《大公妃邸のドンキホーテ》、ボイエルデュー《白衣の婦人》などの古典に加え、グラシアーヌ・フィンジ《ソクラテスの最後の日》やハンス・ゲフォルスの《クララ》といった現代物の上演に取り組んだ。
2005年のミラノ・スカラ座のドビュッシー《ペレアスとメリザンド》、2006年のトゥールーズ・キャピトル劇場のリヒャルト・シュトラウス《アラベラ》など、他の劇場の作品も数多く手掛けている。
写真:Opera Comique
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訃報 〓 ピエール・メドゥサン(90)フランスの演出家
2026/01/10
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