ゲント発 〓 フランダース・オペラの音楽監督にステファン・ジリアス

2025/11/06

ベルギーの・ゲントを拠点とするフランダース・オペラ(Opera Vlaanderen)が、次期音楽監督にドイツの指揮者ステファン・ジリアス(Stephan Zilias)を迎えると発表した。任期は2026/2027シーズンから。ジリアスは2020年から、ハノーファー州立劇場の音楽総監督を務めている。

フランダース・オペラはゲントとアントワープの劇場を統括して運営しているベルギー国立のオペラ・カンパニー。2019/2020シーズンからヤン・ファンデンホーヴェ(Jan Vandenhouwe)が芸術監督を務め、音楽監督はアルゼンチン人指揮者アレホ・ペレスが務めている。ジリアスはペレスの後任となる。

ジリアスはヴィースバーデン生まれの40歳。ケルン、デュッセルドルフ、ロンドンでピアノと指揮を学び、2011年にケルン・オペラ、2013年にブレゲンツ音楽祭でデビュー。マインツ州立劇場、リューネブルク市立劇場、ボン市立劇場の指揮者を経て現職。フランダース・オペラにはこの2月、ウェーバー《魔弾の射手》の指揮してデビューしたところ。

写真:Ulmer Philharmoniker / Volkmar Könneke


    詳しくはこちら ▷


関連記事

  1. 大阪発 〓 久石譲が日本センチュリー交響楽団の首席客演指揮者に

  2. ニューヨーク発 〓 メトロポリタン歌劇場が音楽監督ヤニック・ネゼ=セガンとの契約を延長

  3. バンベルグ発 〓 ヤクブ・フルシャがバンベルグ響との契約を延長

  4. ハンブルク発 〓 ハンブルク州立歌劇場が2020/2021シーズンの公演ラインナップを発表

  5. エレバン発 〓 ハチャトゥリアン国際コンクールの指揮部門で出口大地が第1位

  6. ベルリン発 〓 ベルリン・フィルが11月に米国ツアー、海外ツアーは4年ぶり

  7. ザルツブルク発 〓 復活祭音楽祭、2023年のオペラはカウフマン主演の《タンホイザー》。レジデント・オーケストラにアンドリス・ネルソンス率いるライプツィヒ・ゲヴァントハウス管

  8. リエージュ発 〓 ワロン王立オペラが新シーズン、2025/2026シーズンの公演ラインナップを発表

  9. 訃報 〓 リン・ハレル(76)米国のチェロ奏者

  10. ライプツィヒ発 〓 ライプツィヒ市が次の「トーマスカントル」を募集

  11. シカゴ発 〓 ラヴィニア音楽祭が中止を発表

  12. プラハ発 〓 プラハ交響楽団の次期首席指揮者にトマーシュ・ネトピル

  13. 訃報 〓 ハンスゲオルグ・シュマイザー(63)オーストリアのフルート奏者

  14. ロンドン発 〓 ロイヤル・オペラが2025/2026シーズンの公演ラインナップを発表、第7代音楽監督ヤクブ・フルシャ最初のシーズンにアンナ・ネトレプコが復帰

  15. ベルリン発 〓 ドイツの演出家クラウス・グートがロシアの「ゴールデン・マスク賞」の受賞を拒否

  1. この記事へのコメントはありません。

  1. この記事へのトラックバックはありません。