ソフィア発 〓 「オペラリア」の最優秀賞はメゾ・ソプラノのエカテリネ・ブアチゼ、バリトンのミハイ・ダミアンに

2025/10/27
【最終更新日】2026/05/27

世界的オペラ歌手プラシド・ドミンゴが主宰する若手歌手のためのコンクール「オペラリア=Operalia」の本選が26日にブルガリアの首都ソフィアで行われ、最優秀賞を、ジョージア出身のメゾ・ソプラノ歌手エカテリネ・ブアチゼ(Ekaterine Buachidze)、ルーマニア出身のバリトン歌手ミハイ・ダミアン(Mihai Damian)が受賞した。

ブアチゼはジョージアの首都トビリシ生まれの23歳。トビリシのワノ・サラジシュヴィリ国立音楽院で学び、ローマ歌劇場のヤング・アーティスト・プログラムのメンバーを経て、2024/2025シーズンからドイツ・ミュンヘンのバイエルン州立歌劇場のオペラ・スタジオのメンバーに加わっている。

一方のダミアンは、ルーマニア・ザラウ生まれの29歳。クルジュ=ナポカの国立音楽アカデミー「ゲオルゲ・ディマ」指揮科、声楽科で学び、2019年からクルジュ=ナポカを拠点とするトランシルヴァニア国立フィルハーモニー管弦楽団所属のバリトン歌手として活動してきた。

「オペラリア」は18歳から32歳までの若者が対象。1993年の創設で、2023年で30周年を迎えた。過去の受賞者には、リセッテ・オロペサ、ソーニャ・ヨンチェヴァ、アイーダ・ガリフッリーナ、プリティ・イェンデ、リーゼ・ダヴィドセンらがいる。

毎年違う都市で行われているのも特徴で、2021年はモスクワ、2022年はリガ、2023年はケープタウン、2024年はムンバイ。今回はブルガリア・プロヴディフ生まれで、2010年に優勝しているヨンチェヴァがホスト役を務めた。

2位を受賞したのは米国のメゾ・ソプラノ歌手ナタリー・ルイス、アルメニア出身のバリトン歌手グリシャ・マルティロシアン、3位にロシア出身のソプラノ歌手サミラ・ガリモワ、イタリア出身のテノール歌手デイブ・モナコが入った。

写真:Operalia


  もっと詳しく ▷


関連記事

  1. ブザンソン発 〓 国際指揮者コンクールで沖澤のどかが優勝

  2. 浜松発 〓 第12回「浜松国際ピアノ・コンクール」で日本の鈴木愛美が優勝。日本人、女性の優勝はコンクール史上初

  3. ローマ発 〓 ローマ歌劇場が音楽監督のミケーレ・マリオッティとの契約を延長

  4. ペララーダ発 〓 スペインのペララーダ城音楽祭が中止を発表

  5. ライプツィヒ発 〓 ライプツィヒ歌劇場が3日からオペラ3作品をストリーミング配信

  6. チューリヒ発 〓 ゲザ・アンダ国際ピアノコンクールでクレア・フアンチが優勝

  7. ソウル発 〓 オスモ・ヴァンスカがソウル市立響の首席指揮者を退任

  8. ムンバイ発 〓 メータが生まれ故郷で90歳を記念する世界ツアーをスタート

  9. ゲイツヘッド発 〓 ノリントンが王立ノーザン・シンフォニアを指揮して引退コンサート、ライブ・ストリーミングも

  10. アムステルダム発 〓 ロイヤル・コンセルトヘボウ管に初の常任客演指揮者

  11. デトロイト発 〓 デトロイト響の次期音楽監督にヤデル・ビニャミーニ

  12. ウィーン発 〓 ウィーン響の首席客演指揮者にフランスの若手マリー・ジャコー

  13. サンクト・ペテルブルク発 〓 ゲルギエフが本拠地マリインスキー劇場に復帰、続いてモスクワで《ニーベルングの指環》

  14. ニューヨーク発 〓 メトロポリタン歌劇場とサウジアラビア政府との提携話がご破算に

  15. サンフランシスコ発 〓 サンフランシスコ・オペラが2026/2027シーズンの公演ラインナップを発表

  1. この記事へのコメントはありません。

  1. この記事へのトラックバックはありません。