パリ発 〓 バレンボイムが久方ぶりにパリ管を指揮、1989年の退任後初めてその指揮台に

2025/10/19

指揮者のダニエル・バレンボイム(Daniel Barenboim)が10月16日、かつて音楽監督を務めたパリ管弦楽団(Orchestre de Paris)の指揮台に久方ぶりに登場した。音楽監督を務めたのは1975年から1989年で、任期満了でオーケストラを去ってから指揮台に立つのは初めてという。

コンサートが行われたのはフィルハーモニー・ド・パリのピエール・ブーレーズ・ホール。バレンボイムは2月にパーキンソン病に掛かっていることを公表、しばらく指揮活動から遠ざかっていたが、この夏はウェスト=イースタン・ディヴァン管弦楽団のツアーを指揮。この10月2日には、ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団の指揮台にも立っている。

バレンボイムは現在82歳。今回指揮したのは、ベートーヴェンの交響曲第6番《田園》と第7番で、バレンボイムがホール下手に姿を現すと、観客全員が総立ちになって迎えた。この夜も椅子を使わず、立ったままで指揮して健在ぶりを強烈にアピール。

写真:Denis Allard


関連記事

  1. ウィーン発 〓 来年1月の《ナブッコ》で、ドミンゴが国立歌劇場にお別れ

  2. 訃報 〓 ヘルマン・クレバース(94)オランダのヴァイオリニスト、コンセルトヘボウ管弦楽団の名コンサートマスター

  3. チューリッヒ発 〓 トーンハレが9月にリニューアル・オープン

  4. トリノ発 〓 アンドレス・オロスコ=エストラーダがRAI国立交響楽団の首席指揮者に

  5. ベルリン発 〓 ピアノのラルス・フォークトがインタビューでがん闘病語る

  6. ミュンヘン発 〓 ラトルが2025年のエルンスト・フォン・ジーメンス音楽賞を受賞

  7. 東京発 〓 東京二期会が《影のない女》の上演を断念、代わりに宮本亞門演出の《フィガロの結婚》

  8. 高雄発 〓 台湾最大の総合芸術センターがオープン

  9. 訃報 〓 ジャン=クロード・マルゴワール(77)フランスの指揮者

  10. ロンドン発 〓 英国はイングランドでロックダウン、劇場も閉鎖

  11. グロッセート発 〓 第1回「セルゲイ・クーセヴィツキー国際指揮者コンクール」で出口大地が最高位

  12. ワルシャワ発 〓 第19回「ショパン国際ピアノ・コンクール」は米国のエリック・ルーが優勝、入賞者の多くが中華系ピアニストという結果に。日本勢は桑原志織が4位分け合う

  13. パリ発 〓 パリ国立オペラが総監督のニーフとの契約を更改、2031/2032シーズン終了まで任期延長

  14. ベルリン発 〓 ベルリン・フィルが2025/2026シーズンの公演ラインナップを発表、指揮台デビューは5人

  15. ウィーン発 〓 ウィーン放送響が首席指揮者のマリン・オールソップとの契約を延長

  1. この記事へのコメントはありません。

  1. この記事へのトラックバックはありません。