ミュンヘン発 〓 サイモン・ラトル率いるバイエルン放送響が11月に日本ツアー

2024/06/04

ドイツ・ミュンヘンを本拠地とする名門オーケストラ、バイエルン放送交響楽団(Symphonieorchester des Bayerischen Rundfunks)が11月に日本ツアーを行うことが発表された。韓国、日本、台湾を回るツアーの一環で、2023/2024シーズンから首席指揮者を務めるサイモン・ラトル(Simon Rattle)とは初の日本ツアー。4年ぶりの来日となる。28日は「NHK音楽祭2024」に出演する。

日本ツアーは東京、神奈川、兵庫、愛知などで6回のコンサートを行う。プログラムは生誕200周年を迎えるブルックナーの交響曲第9番(コールス校訂版)、マーラーの交響曲第7番《夜の歌》、ブラームスの交響曲第2番などをメインに据えたもの。27日の東京公演では、リゲティとワーグナー、ウェーベルンとワーグナーの作品を演奏してから、ブルックナーを演奏するという一夜になる。

ソリストに起用されるのはピアノのチョ・ソンジン(SeongJin Cho)。韓国・ソウル生まれの30歳で、2015年の第17回「ショパン国際ピアノ・コンクール」で優勝して国際的な活躍を展開しており、2024/2025シーズンにはベルリン・フィルハーモニー管弦楽団のアーティスト・イン・レジデンスを務める。ブラームスのピアノ協奏曲第2番、川崎公演でベートーヴェンのピアノ協奏曲第2番を演奏する。

バイエルン放送響は2024年に創立75周年を迎える名門。バーミンガム市響の首席指揮者、ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団の首席指揮者兼芸術監督、ロンドン交響楽団の音楽監督を歴任してきたラトルが2023/2024シーズンから、2019年に急逝したマリス・ヤンソンスの後を受け、第6代首席指揮者に迎えられた。

写真:Bayerischen Rundfunks / Astrid Ackermann


  もっと詳しく ▷


関連記事

  1. ロンドン発 〓 2025年の「最も忙しい指揮者」はヤニック・ネゼ=セガン

  2. ロンドン発 〓 クラシック音楽雑誌「グラモフォン」が「オーケストラ・オブ・ザ・イヤー」のノミネート録音を発表、10日から投票始まる

  3. チェルトナム発 〓 今年のフェスティバルの開催中止を発表

  4. 訃報 〓 ガブリエル・フェルツ(54)ドイツの指揮者

  5. ニュルンベルク発 〓 州立劇場がヨアナ・マルヴィッツに史上初の「名誉指揮者」の称号

  6. プラハ発 〓 チェコの国民劇場が新制作の《ドン・ジョヴァンニ》をライブ・ストリーミング

  7. ミュンヘン発 〓 ミュンヘン放送管が首席客演指揮者のパトリック・ハーンとの契約を延長

  8. ミラノ発 〓 スカラ座のプッチーニ没後100年記念コンサートがピアノ伴奏に、オーケストラらのストライキで

  9. ニューヨーク発 〓 ドローラ・ザジックが引退を表明

  10. ストックホルム発 〓 スウェーデン王立オペラが演奏会形式の《トスカ》を収録、ストリーミング

  11. カールスルーエ発 〓 バーデン州立オペラが2025/2026シーズンの公演ラインナップを発表

  12. マドリード発 〓 スペインの国営郵便局がビクトリア・デ・ロス・アンヘレス、アリシア・デ・ラローチャの肖像を使った切手を発売

  13. リバプール発 〓 ロイヤル・リバプール・フィルが首席指揮者のドミンゴ・インドヤンとの契約を延長

  14. リューベック発 〓 リューベック歌劇場の音楽総監督にシュテファン・ヴラダー

  15. ロンドン発 〓 ヴァイオリンのニコラ・ベネデッティが新しい古楽オーケストラを旗揚げ

  1. この記事へのコメントはありません。

  1. この記事へのトラックバックはありません。