イタリアのラヴェンナ芸術祭(Ravenna Festival)が2025年の公演ラインナップを発表した。夏は5月31日から7月13日までの開催で、リッカルド・ムーティ率いる音楽祭の座付きオーケストラ、ケルビーニ管弦楽団の他、ズービン・メータ指揮のフィレンツェ5月音楽祭管弦楽団、ダニエル・ハーディング指揮のサンタ・チェチーリア国立アカデミー管弦楽団が客演する。
リッカルド・ムーティ夫人が創設した芸術祭は今年で36回目。ムーティは開幕コンサートで、ベートーヴェンの《コリオラン》序曲と交響曲第7番、ソリストにジュゼッペ・ジッボーニを迎えるモーツァルト ヴァイオリン協奏曲第4番というプログラムを指揮する。メータはベートーベンとリヒャルト・シュトラウス、ハーディングはマーラー、ワーグナー、ブラームス。
芸術祭は夏以外に、11月にオペラを3作品上演しており、2025年はヘンデルに焦点を当てる。《オルランド》、《アルチーナ》、《メサイア》が上演され、ピエル・ルイージ・ピッツィが演出を手掛ける。オッタヴィオ・ダントーネ率いるアカデミア・ビザンチナがピットに入る。
写真:Ravenna Festival
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ラヴェンナ発 〓 ラヴェンナ芸術祭が2025年の公演ラインナップを発表、メータ、ハーディングが客演

2025/03/10
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