米国のシンシナティ交響楽団(Cincinnati Symphony Orchestra)が次期音楽監督にクリスティアン・マチェラル(Cristian Macelaru)を迎えると発表した。2013年からその任にあるルイ・ラングレー (Louis Langrée)の後任で、2024/2025シーズンは音楽監督代理、2025/2026シーズンから第14代音楽監督を務める。任期は4年間。
マチェラルは1980年、ルーマニア・ティミショアラ生まれの44歳。米国で音楽教育を受け、ヴァイオリニストとして音楽活動をスタート。マイアミ交響楽団の最年少コンサートマスターとして活動した後、マイアミ大学、ライス大学で学び、タングルウッド音楽祭、アスペン音楽祭で研鑽を積んだ。
その後、指揮者に転身。その後は著名なオーケストラに客演。現在はボンを拠点に活動しており、2019/2020シーズンからドイツ・ケルンのWDR交響楽団の首席指揮者、2020/2021シーズンからはフランス国立管弦楽団の音楽監督も務めている。WDR響との契約は2025/2026シーズンで終了する。
写真:Orchestre National De France / Christophe Abramowitz
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シンシナティ発 〓 シンシナティ響の次期音楽監督にクリスティアン・マチェラル
2024/04/25
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