財団法人・日本美術協会は11日、世界の優れた芸術家に贈る第30回「高松宮殿下記念世界文化賞=Praemium Imperiale=プレミウム・インペリアーレ」の受賞者を発表、音楽部門でイタリアの指揮者リッカルド・ムーティ(76)が受賞した。「高松宮殿下記念世界文化賞」は財団法人・日本美術協会が協会設立100周年を記念し、前総裁・高松宮宣仁親王の「世界の文化芸術の普及向上に広く寄与したい」という遺志を継いで1988年(昭和63年)に創設した賞。「絵画」、「彫刻」、「建築」、「音楽」、「演劇・映像」の5部門で優れた人物に授与されている。受賞者へは金メダルと1500万円が与えられる。第30回の授賞式は10月23日、東京・元赤坂の明治記念館で行われる。各部門の受賞者は以下の通り。
絵画部門:ピエール・アレシンスキー(90)=ベルギー/フランス
彫刻部門:中谷芙二子(85)=日本
建築部門:クリスチャン・ド・ポルザンパルク(74)=フランス
音楽部門:リッカルド・ムーティ(76)=イタリア
演劇・映像部門:カトリーヌ・ドヌーブ(74)=フランス
写真:Chicago Symphony Orchestra / Todd Rosenberg
東京発 〓 リッカルド・ムーティが第30回「高松宮殿下記念世界文化賞」を受賞
2018/07/12
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