ローマ発 〓 ローマ歌劇場が2023/2024シーズンの公演ラインナップを発表

2023/06/16

ローマ歌劇場(Teatro dell’Opera di Roma)が2023/2024シーズンの公演ラインナップを発表した。新制作は6作品で、演出家のサイモン・ストーン、エルサン・モンダーク、ル・ラボ、クラウス・グート、アレックス・アギレラ、ルカ・ミケレッティが劇場デビューする。

また、カラカラ劇場での野外公演は、プッチーニの《トスカ》と《トゥーランドット》の上演の他、バレエ《カルメン》、イタリア人建築家マッシミリアーノ・フクサスの創作プロジェクトなどが予定されている。

ボーイト《メフィストフェレ》= 新制作
11月27日 →
[演出]サイモン・ストーン
[指揮]ミケーレ・マリオッティ
[出演]ジョン・レリア / マリア・アグレスタ / ジョシュア・ゲレロ

プッチーニ《トスカ》
12月9日 →
[演出]アレッサンドロ・タレヴィ
[指揮]ミケーレ・マリオッティ
[出演]アンナ・ピロッツィ / ヴィットリオ・グリゴーロ / エルヴィン・シュロット

モーツァルト《魔笛》
2024年1月13日 →
[演出]ミケーレ・マリオッティ
[指揮]ミケーレ・スポッティ
[出演]フアン・フランシスコ・ガテル / マルクス・ヴェルバ / エメーケ・バラート / ジョン・レリエ

プッチーニ《ジャンニ・スキッキ》= 新制作
ラヴェル《スペインの時》= 新制作
2月7日 →
[演出]エルサン・モンダーク
[指揮]ミケーレ・マリオッティ
[出演]カリーヌ・デエ / ジョヴァンニ・サラ / マルクス・ヴェルバ / カルロ・レポーレ / ソーニャ・ガナッシ

リヒャルト・シュトラウス《サロメ》
3月7日 →
[演出]バリー・コスキー
[指揮]マルク・アルブレヒト
[出演]サラ・ヤクビアク / ジョン・ダザック / カタリーナ・ダライマン / ニコラス・ブラウンリー / ホエル・プリエト

ベッリーニ《夢遊病の女》= 新制作
4月9日 →
[演出]ル・ラボ(ジャン=フィリップ・クララック / オリヴィエ・ドゥルイユ)
[指揮]フランチェスコ・ランツィロッタ
[出演]リセッテ・オロペサ / ジョン・オズボーン / ロベルト・タリアヴィーニ / モニカ・バチェッリ

ヤナーチェク《イェヌーファ》= 新制作
5月2日 →
[演出]クラウス・グート
[指揮]ユライ・ヴァルチュハ
[出演]カリタ・マッティラ / コルネリア・ベスコフ / チャールズ・ワークマン / ロバート・ワトソン / マヌエラ・カスター

ヴェルディ《オテロ》= 新制作
6月1日 →
[演出]アレックス・アギレラ
[指揮]ダニエル・オーレン
[出演]グレゴリー・クンデ / ロベルタ・マンテーニャ / イーゴリ・ゴロヴァテンコ / イレーネ・サヴィニャーノ

ブリテン《ピーター・グライムズ》
10月11日 →
[演出]デボラ・ワーナー
[指揮]ミケーレ・マリオッティ
[出演]アラン・クレイトン / ソフィー・ベヴァン / サイモン・キーンリサイド / ジョン・グラハム=ホール / クリーヴ・ベイリー

シルヴィア・コラサンティ《シンドバットの最後の旅》= 新制作
10月16日 →
[演出]ルカ・ミケレッティ
[指揮]エンリコ・パガーノ
[出演]未発表

写真:Teatro dell’Opera di Roma


  もっと詳しく ▷


関連記事

  1. ストックホルム発 〓 トランペットの清水慶太郎がスウェーデン王立歌劇場の首席奏者に

  2. 訃報 〓 ファニー・ウォーターマン(100)英国のピアニスト、リーズ国際ピアノ・コンクールの創設者

  3. モンテカルロ発 〓 チェチーリア・バルトリがモンテカルロ歌劇場の監督に

  4. 訃報 〓 オリヴァー・ナッセン(66)英国の作曲家

  5. ベルゲン発 〓 エドワード・ガードナーがベルゲン・フィルとの契約を延長

  6. 訃報 〓 モンセラート・カバリェ(85)スペインのソプラノ歌手

  7. ミラノ発 〓 スカラ座が音楽監督のリッカルド・シャイーとの契約を延長

  8. ミラノ発 〓 スカラ座のトップ、当初の予定通りこの9月でオルトンビーナに交代

  9. ロンドン発 〓 モンテヴェルディ合唱団・管弦楽団が冬のツアーの指揮者にクリストフ・ルセを起用

  10. ケープタウン発 〓 若手歌手のための「オペラリア」、2023年は南アフリカのケープタウンで開催

  11. ザルツブルク発 〓 ティーレマンがバッハラーに“宣戦布告”

  12. 訃報 〓 レナータ・スコット(89)イタリアのソプラノ歌手

  13. ジュネーヴ発 〓 ジュネーヴ大劇場が2024/2025シーズンの公演ラインナップを発表

  14. ハンブルク発 〓 フィンランドの俊英タルモ・ペルトコスキが老舗レーベル「ドイツ・グラモフォン」と契約

  15. ワルシャワ発 〓 第18回「ショパン国際ピアノ・コンクール」でカナダのブルース・リウが優勝。日本勢は2位に反田恭平、小林愛実が4位に入賞

  1. この記事へのコメントはありません。

  1. この記事へのトラックバックはありません。