ベルギーの首都ブリュッセルにある王立モネ劇場(La Monnaie)が新シーズン、2023/2024シーズンの公演ラインナップを発表した。ロメオ・カステルッチによるワーグナー《ニーベルングの指環》の新制作が目玉で、新シーズンには《ラインの黄金》と《ワルキューレ》が登場する。
新制作の《ニーベルングの指環》の指揮は音楽監督のアラン・アルティノグリュ。ガーボル・ブレッツ、ピーター・ホーレ、スコット・ヘンドリックス、ニッキー・スペンス、エリック・カトラー、サリー・マシューズ、インゲラ・ブリンベリらが出演する。
シーズンの開幕を飾るのは、ベルギーの作曲家ベルナール・フォクルールの新作オペラ《カサンドラ》の世界初演、現代社会の惰性と不作為をテーマにしたオペラで、指揮は大野和士、主人公のカサンドラはカテリーナ・ブラディックが歌う。大野はシーズンの最後を飾るプッチーニ《トゥーランドット》の新制作の指揮も受け持つ。
写真:La Monnaie
もっと詳しく ▷
ブリュッセル発 〓 モネ劇場が2023/2024シーズンの公演ラインナップを発表、カステルッチの新演出による《ニーベルングの指環》が登場
2023/03/30
- コメント: 0
この記事へのコメントはありません。