ラトビア国立交響楽団(Latvijas Nacionālais simfoniskais orķestris)が次期音楽監督兼芸術監督にフィンランドの若手タルモ・ペルトコスキ(Tarmo Peltokoski)を迎えると発表した。2013年からその任にあるアンドリス・ポーガの後任で、任期は2022/2023シーズンから。ペルトコスキこの1月に初めて客演したばかり。
ペルトコスキはヘルシンキ生まれの21歳。フィリピンとフィンランドのハーフで、14歳の時からシベリウス音楽院でヨルマ・パヌラに師事。同時にサカリ・オラモ、ハンヌ・リントゥ、ユッカ=ペッカ・サラステの下で研鑽を積んだ。2020年にフィンランド放送交響楽団を指揮して指揮者デビューした。今年に入って、ドイツ・カンマーフィルハーモニー管弦楽団の首席客演指揮者に迎えられている。
ラトビア国立交響楽団は1926年、リガ放送センター管弦楽団として発足。1990年に現在の名称に変更した。2021年秋には、フランダース交響楽団の首席指揮者を務めるエストニアの女流指揮者クリスティナ・ポスカを首席客演指揮者に迎えている。
写真:Latvijas Nacionālais simfoniskais orķestris
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リガ発 〓 ラトビア国立響の次期音楽監督兼芸術監督にフィンランドの若手タルモ・ペルトコスキ
2022/05/13
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