ミラノ・スカラ座(Teatro alla Scala)の総裁を務めるドミニク・マイヤー(Dominique Meyer)がスイスのローザンヌ室内管弦楽団の総監督に就任することが明らかになった。マイヤーは1995年から1999年にかけてローザンヌ室内管の理事を務めており、今回の任期は即時。室内管は2021年から芸術監督をフランス人ヴァイオリニストのルノー・カプソンが務めている。
マイヤーはこれまでパリ国立オペラ総裁(1989ー1990)、ローザンヌ歌劇場総監督(1994ー1999)、シャンゼリゼ劇場総裁(1999ー2010)、ウィーン国立歌劇場総裁(2010ー2020)を歴任してきた。イタリアのメローニ政権がオペラ財団のトップの年齢制限を70歳とする新法を施行させたことを受け、2025年2月末でスカラ座を去ることが決まっている。
写真:Teatro alla Scala
ローザンヌ発 〓 スカラ座総裁を退任するドミニク・マイヤーがローザンヌ室内管の総監督に
2024/07/14
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