ローザンヌ発 〓 スカラ座総裁を退任するドミニク・マイヤーがローザンヌ室内管の総監督に

2024/07/14

ミラノ・スカラ座(Teatro alla Scala)の総裁を務めるドミニク・マイヤー(Dominique Meyer)がスイスのローザンヌ室内管弦楽団の総監督に就任することが明らかになった。マイヤーは1995年から1999年にかけてローザンヌ室内管の理事を務めており、今回の任期は即時。室内管は2021年から芸術監督をフランス人ヴァイオリニストのルノー・カプソンが務めている。

マイヤーはこれまでパリ国立オペラ総裁(1989ー1990)、ローザンヌ歌劇場総監督(1994ー1999)、シャンゼリゼ劇場総裁(1999ー2010)、ウィーン国立歌劇場総裁(2010ー2020)を歴任してきた。イタリアのメローニ政権がオペラ財団のトップの年齢制限を70歳とする新法を施行させたことを受け、2025年2月末でスカラ座を去ることが決まっている。

写真:Teatro alla Scala


関連記事

  1. バルセロナ発 〓 ルドヴィク・モルローがバルセロナ響との契約を延長

  2. ブダペスト発 〓 ブダペスト祝祭管弦楽団が新型コロナウイルスの犠牲者を追悼する演奏会でモーツァルトのレクイエム

  3. ユトレヒト発 〓 ユトレヒト古楽音楽祭が開催中止を発表、9月開催で初

  4. ベルリン発 〓 ヴァイオリンのヒラリー・ハーンがベルリン・フィルの米国ツアーから降板

  5. ブレーメン発 〓 バレンボイム、久方ぶりに指揮台に復帰

  6. ミュンヘン発 〓 バイエルン州立オペラがオリジナル・レーベル起ち上げ

  7. ミュンヘン発 〓 ミュンヘン市長もゲルギエフに“最後通牒”、ロシアのウクライナ進攻めぐり

  8. チューリッヒ発 〓 チューリッヒ歌劇場の古楽オーケストラ「シンティラ管」の芸術監督にリッカルド・ミナーシ

  9. ワルシャワ発 〓 ピアノの名門「ベヒシュタイン」が50年ぶりにショパン国際ピアノ・コンクールの舞台に

  10. ラス・パルマス発 〓 グラン・カナリア・フィルが首席指揮者兼芸術監督のカレル・マーク・チチョンとの契約を延長

  11. ベルリン発 〓 コーミッシェ・オーパーが5月1日までの公演をキャンセル、4月の公演のキャンセルはドイツでは初めて

  12. ダラス発 〓 ダラス交響楽団が演奏会形式による“リング・チクルス”、オーケストラによる通し上演は全米初

  13. ダルムシュタット発 〓 州立劇場が音楽総監督のダニエル・コーエンとの契約を延長

  14. 東京発 〓 東フィルが2025シーズンの公演ラインナップを発表

  15. ミラノ発 〓 スカラ座の次期音楽監督にミョンフン・チョン

  1. この記事へのコメントはありません。

  1. この記事へのトラックバックはありません。