東京発 〓 ロイヤル・オペラ、日本ツアーの詳細決まる

2018/12/10

英国ロイヤル・オペラ・ハウスの次期日本公演の日程が決まった。来日は2019年9月。前回の日本公演は2015年に行われている。上演するのはグノーの《ファウスト》、ヴェルディの《オテロ》の2作品。2作品とも2002年から音楽監督を務めているアントニオ・パッパーノが指揮する。

《ファウスト》はデヴィッド・マクヴィカーの演出で、プロダクションのプレミエは2004年。ファウストにヴィットリオ・グリゴーロ、メフィストフェレスにイルデブランド・ダルカンジェロ、マルグリートにソーニャ・ヨンチェヴァというキャスティング。9月12日、15日、18日は東京文化会館、22日は神奈川県民ホールで上演される。

一方、《オテロ》はキース・ウォーナーの演出で、プロダクションのプレミエは2017年。ヨナウス・カウフマンが初めてオテロ役に挑戦したのがこの時のプロダクション。14日、16日が神奈川県民ホールで、21日、23日が東京文化会館。こちらはオテロにグレゴリー・クンデ、デズデモナにフラチュヒ・バセンツ、ヤーゴにジェラルド・フィンリーが起用されている。

写真:Royal Opera House


    もっと詳しく ▷


関連記事

  1. マンチェスター発 〓 BBCフィルハーモニックの次期音楽監督にオメール・メイア・ヴェルバー

  2. ロサンゼルス発 〓 ロサンゼルス・オペラが2019/2020シーズンのラインナップを発表

  3. 北京発 〓 ピアノの一斉演奏でギネス記録を更新

  4. ミラノ発 〓 スカラ座が新シーズンのラインアップを発表

  5. ザルツブルク音楽祭 〓 ブルーノ・ガンツが《魔笛》を降板

  6. 大津発 〓 開館20周年記念公演をあす土曜日にも追加開催、台風直撃でびわ湖ホール

  7. ベルリン発 〓 ベルリン・ドイツ・オペラが2019/2020シーズンの公演ラインナップを発表した。

  8. 山形発 〓 阪哲朗が山形交響楽団の常任指揮者に

  9. パリ発 〓 パリ国立オペラの次期総裁にアレクサンダー・ニーフ

  10. バルセロナ発 〓 バルセロナ交響楽団が音楽監督の大野和士との契約を延長

  11. インスブルック古楽音楽祭 〓 2019年はオペラ3作品を上演

  12. ケルン発 〓 ギュルツェニヒ管弦楽団が音楽監督フランソワ=グザヴィエ・ロトとの契約を延長

  13. アムステルダム発 〓 ロイヤル・コンセルトヘボウ管が米国ツアーの指揮者にハーディングを起用

  14. ナポリ発 〓 サン・カルロ劇場が2019/2020シーズンの公演ラインナップを発表

  15. ウィーン発 〓 国立歌劇場が2018/2019シーズンのラインナップを発表

  1. この記事へのコメントはありません。

  1. この記事へのトラックバックはありません。