東京発 〓 NHK交響楽団が2027/2028シーズンの公演ラインナップを発表

2026/10/10

NHK交響楽団(NHK Symphony Orchestra)が10月9日、2027/2028シーズン(27年9月〜28年6月)の公演ラインナップを発表した。10月5日に創立100年の節目を迎えたオーケストラにとって、新シーズンは新たな100年への第一歩のシーズンであると同時に、首席指揮者のファビオ・ルイージ(Fabio Luisi)にとっては任期最後のシーズンともなる。

新シーズンの開幕を飾るのは、ルイージが指揮するベートーヴェン《ミサ・ソレムニス》。ルイージは新シーズンに7演目14公演を指揮するが、27年11月にはブラームスの《ドイツ・レクイエム》、28年5月にはマーラーの《大地の歌》、加えて、シェーンベルクのピアノ協奏曲と《浄夜》、ブルックナーの交響曲第7番、シュミットの交響曲第2番などを取り上げる。

客演する指揮者陣は、シャルル・デュトワ(名誉音楽監督)、ネーメ・ヤルヴィ、トゥガン・ソヒエフ、ペトル・ポペルカ、下野竜也、マンフレート・ホーネック、ユッカ・ペッカ・サラステ、デーヴィッド・ロバートソン、イェルク・ヴィトマン、ディマ・スロボデニュークが顔を揃える。また、ニコラス・カーターがオーケストラ・デビューする。

デュトワ、ヤルヴィとも90歳。ポペルカは2029/2030シーズンからバイエルン州立オペラの、カーターは2026/2027シーズンからシュトゥットガルト州立オペラの音楽総監督就任、ホーネックも2028/2929シーズンからロンドンのフィルハーモニア管弦楽団首席指揮者就任、サンフランシスコ交響楽団の新しい音楽祭監督就任という話題を引っ提げての登場となる。

また、共演するソリスト陣も、ピアノの藤田真央、エレーヌ・グリモー、ルーカス・シュテルナート、ヴァイオリンのジョシュア・ベルと多士済々。

写真:NHK Symphony Orchestra


  もっと詳しく ▷

関連記事

  1. ベオグラード発 〓 準・メルクルの投稿、思わぬ波紋

  2. ニューヨーク発 〓 メトロポリタン歌劇場が音楽監督ヤニック・ネゼ=セガンとの契約を延長

  3. ボストン発 〓 ボストン響が東アジア・ツアーを中止

  4. ハノーファー発 〓 名門レーベル「ドイツ・グラモフォン」がヨアナ・マルヴィッツと契約、女性指揮者は二人目

  5. 訃報 〓 ガブリエレ・シュナウト(72)ドイツのソプラノ歌手歳

  6. キール発 〓 市立劇場の次期音楽総監督にガブリエル・フェルツ

  7. リマ発 〓 テノールのフアン・ディエゴ・フローレスが自身のレーベルを起ち上げ

  8. リガ発 〓 2022年の「オペラリア」はラトビア国立歌劇場で

  9. ストックホルム発 〓 2023年の「ポーラー音楽賞」に作曲家のアルヴォ・ペルト

  10. ベルリン発 〓 コーミッシェ・オーパーの次期音楽総監督にジェームズ・ガフィガン、カペルマイスターには八嶋恵利奈

  11. パリ発 〓 パリ国立オペラが2021/2022シーズンの公演ラインナップを発表

  12. マルセイユ発 〓 マルセイユ歌劇場が2023/2024シーズンの公演ラインナップを発表

  13. ワルシャワ発 〓 「ショパン国際ピアノ・コンクール」本選進出者12人決まる、日本からは小林と反田

  14. バニング発 〓 アナログ・レコード人気に打撃、ラッカー盤製造メーカーの工場が全焼

  15. シカゴ発 〓 リリック・オペラが音楽監督のエンリケ・マッツォーラとの契約を延長

  1. この記事へのコメントはありません。

  1. この記事へのトラックバックはありません。