ドイツ・ライプツィヒ発 〓 バッハ音楽祭が来年、今年の音楽祭で物議かもしたジョン・エリオット・ガーディナーを招聘へ

2026/09/03

ドイツ・ライプツィヒで開催されているバッハ音楽祭(Bachfest Leipzig)が8月27日、2027年の音楽祭にジョン・エリオット・ガーディナー(John Eliot Gardiner)率いるアンサンブル「コンステレーション・オーケストラ」と合唱団を招くことを決めた。

ガーディナーは今年の音楽祭のカーテンコールで、バッハ・アーカイブの女性スタッフが種が入った棒状のケースを渡そうとしたところ、ガーディナーはそれが何か解らず、それを女性の服の中に差し込んだことで性的暴行を咎められて刑事告発され、その捜査自体はまだ終結していない。

音楽祭での自身の行動についてガーディーナーは、不意を突かれ、誤解が生じたためであり、性的暴行を断固として否定。コンサート直後にスタッフに対して謝罪を行った。一方、ライプツィヒ聖トーマス教会の元牧師クリスティアン・ヴォルフをはじめとする各方面から、ガーディナーの招聘を取り消すべきだとの声が上がっていた。

音楽祭も直後、ガーディーナーの行為を「一線を越えた不適切行為」として非難する公式声明を発表、2027年の音楽祭に向けて既に行っていた招聘について再検討する意向を表明していたが、今回の決定に「内部の手順を検証し、その結果をスタッフを護る仕組みの策定に反映させる」とする発表を行っている。2027年の音楽祭は6月10日から20日の開催。ガーディナーたちは閉幕コンサートでバッハのロ短調ミサ曲を演奏する。

写真:Bachfest Leipzig / Gert Mothes


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