グシュタード発 〓 ピアノの角野隼斗がメニューイン・フェスティバルの「オリヴィエ・ベルグリュエン賞」を受賞

2026/09/03

ピアノの角野隼斗(Sumino Hayato)がスイスのメニューイン・フェスティバル(Menuhin Festival in Gstaad)で8月12日、2026年度の「オリヴィエ・ベルグリュエン賞」を受賞した。芸術監督のダニエル・ホープ(Daniel Hope)がザーネン教会で賞を授与した。角野は受賞記念リサイタルで、ショパン、トーマス・アデス、ストラヴィンスキー、サン=サーンスの作品と自身の自作曲を演奏している。

賞は作曲家でアーティストのオリヴィエ・ベルグリュエンにより、音楽祭の一環として2021年に創設され、ピアノ界の期待の星に毎年授与されている。受賞者には音楽祭でリサイタルを行う機会が与えられ、過去にパラヴィ・マヒダラ、アレクサンドラ・ドヴガン、ケイト・リウ、イム・ユンチャンが受賞している。

角野は千葉県八千代市生まれの31歳。東京大学工学部在学中、2018年の「ピティナ・ピアノ・コンペティション」でグランプリを受賞して音楽キャリアをスタートさせ、卒業後、東京大学大学院情報理工学系研究科修士課程を修了。2021年の第18回「ショパン国際ピアノ・コンクール」でセミ・ファイナリストとなり、国際的な注目を集めた。

2024年にソニー・クラシカルと独占契約、11月にデビュー・アルバム『Human Universe』を、2026年1月にセカンド・アルバム『Chopin Orbit』をリリースしている。芸名「Cateen=かてぃん」としてYouTube名でも活動、160万人近いチャンネル登録者数を持つ。

2025年にはドイツのシュレスヴィヒ=ホルシュタイン音楽祭の2025年の「レナード・バーンスタイン賞」を受賞、2026年はラインガウ音楽祭の「アーティスト・イン・レジデンス」を務めている。

写真:Menuhin Festival in Gstaad / Raphael Faux


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