ロシアのサンクト・ペテルブルクを本拠地とするマリインスキー劇場管弦楽団(Mariinsky Orchestra)が10月、ワレリー・ゲルギエフ(Valery Gergiev)に率いられて上海でショスタコーヴィチの交響曲全曲演奏会を行うことになった。作曲家の生誕120周年と10月に開場する上海大歌劇院のこけら落としを兼ねた一大イベント。
会場となる上海大歌劇院は、上空から俯瞰すると巨大な白い扇のように見えることから「中国の扇」と呼ばれる世界最大規模の芸術センター。施設内に客席数2,000の「紅=ハーモニーホール」、1,200席の「申=ソアーシアター」、1,000席の「鏡=オープンステージ」、芸術教育スペース「楽=グランドアトリエ」が併設されている。
交響曲15曲が中国で演奏されるのは史上初で、2曲のピアノ協奏曲を加えた連続演奏会になる。チクルスは10月22日から28日にかけて行われ、23日に1番、9番、15番、24日は昼に4番、夜に7番、25日は昼に14番、5番、夜に6番、10番、26日に12番、11番、27日に8番、28日に2番、13番、3番を演奏して幕を閉じる。ピアノ協奏曲はピアニストが未発表で、第1番が23日、第2番が27日に組み込まれている。
ゲルギエフはいまやボリショイ劇場、マリインスキー劇場の芸術監督を兼ね、ロシア音楽界で最大の政治力を有する。マリインスキー劇場管弦楽団とは、昨年も上海でマーラーの交響曲全曲演奏会を行っている。
写真:London Symphony Orchestra
上海発 〓 ゲルギエフが10月、上海でショスタコーヴィチの交響曲全曲演奏会
2026/07/26
【最終更新日】2026/07/27
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