ベルギーの・ゲントを拠点とするフランダース・オペラ(Opera Vlaanderen)が、次期音楽監督にドイツの指揮者ステファン・ジリアス(Stephan Zilias)を迎えると発表した。任期は2026/2027シーズンから。ジリアスは2020年から、ハノーファー州立劇場の音楽総監督を務めている。
フランダース・オペラはゲントとアントワープの劇場を統括して運営しているベルギー国立のオペラ・カンパニー。2019/2020シーズンからヤン・ファンデンホーヴェ(Jan Vandenhouwe)が芸術監督を務め、音楽監督はアルゼンチン人指揮者アレホ・ペレスが務めている。ジリアスはペレスの後任となる。
ジリアスはヴィースバーデン生まれの40歳。ケルン、デュッセルドルフ、ロンドンでピアノと指揮を学び、2011年にケルン・オペラ、2013年にブレゲンツ音楽祭でデビュー。マインツ州立劇場、リューネブルク市立劇場、ボン市立劇場の指揮者を経て現職。フランダース・オペラにはこの2月、ウェーバー《魔弾の射手》の指揮してデビューしたところ。
写真:Ulmer Philharmoniker / Volkmar Könneke
詳しくはこちら ▷
ゲント発 〓 フランダース・オペラの音楽監督にステファン・ジリアス
2025/11/06
- コメント: 0


この記事へのコメントはありません。