読売日本交響楽団(Yomiuri Nippon Symphony Orchestra)が11月7日、2025/2026シーズン(2025年4月ー2026年3月)の公演ラインナップを発表した。同時に常任指揮者を務めるセバスティアン・ヴァイグレ(Sebastian Weigle)との契約延長も発表され、任期は3年間延長されて2028年3月まで延びる。
ヴァイグレはこの10月、9年ぶりとなるヨーロッパ・ツアーを成功させたばかり。7シーズン目となる新シーズンで話題を集めるのが、ドイツの後期ロマン派の作曲家ハンス・プフィッツナーのカンタータ《ドイツ精神について》の日本初演。大編成のオーケストラに4人のソリストとコーラスが加わり、ドイツ・ロマン主義の詩人アイヒェンドルフの詩を歌い上げる。1月にはオール・ブラームス・プログラムを指揮する他、得意としてきたリヒャルト・シュトラウスを6月の定期演奏会で取り上げる。
客演指揮者陣は4月に女性として初めてバイロイト音楽祭の指揮台に立ったオクサーナ・リーニフ、7月に桂冠指揮者のシルヴァン・カンブルラン、8月に今シーズンから首席客演指揮者に就任したユライ・ヴァルチュハ、9月にケント・ナガノ、11月には首席客演指揮者をヴァルチュハに引き継いだ山田和樹、2026年3月にはクリエイティヴ・パートナーの鈴木優人が登場する。
写真:Yomiuri Nippon Symphony Orchestra / Peter Adamik
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東京発 〓 読売日本交響楽団が2025/2026シーズンの公演ラインナップを発表、常任指揮者ヴァイグレとの契約延長も同時発表
2024/11/08
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