シカゴ交響楽団(Chicago Symphony Orchestra)が2024/2025シーズンの公演ラインナップを発表した。終身名誉音楽監督のリッカルド・ムーティ(Riccardo Muti)が指揮するコンサートにはピアノの内田光子が登場、ベートーヴェンの協奏曲第5番《皇帝》に取り組む。ムーティはオーケストラと1月末からのヨーロッパ・ツアーを成功させたところ。
客演する指揮者はアンドレス・オロスコ=エストラーダ、ヤープ・ファン・ズヴェーデン、クリストフ・エッシェンバッハ、マリン・オールソップ、エサ=ペッカ・サロネン、ヤクブ・フルシャ、クラウス・マケラが顔を揃える。マケラは空席になっている音楽監督の有力候補として取り沙汰されており、マーラーの交響曲第3番、ドボルザークの交響曲第7番を指揮する。
定期演奏会デビューする指揮者は、ディーマ・スロボデニューク、サントゥ=マティアス・ロウヴァリ、グスターボ・ヒメノの三人。スロボデニュークは2017年にラヴィニア音楽祭で一足早くオーケストラを指揮しているという。また、新シーズンの「アーティスト・イン・レジデンス」はピアニストのダニール・トリフォノフ。
写真:Chicago Symphony Orchestra
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シカゴ発 〓 シカゴ響が2024/2025シーズンの公演ラインナップを発表
2024/04/02
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