テノール歌手、演出家として活躍しているローランド・ビリャソン(Rolando Villazón)が7月29日、サンフェ・オペラのモンテヴェルディ《オルフェオ》の初日の公演を降板した。27日に行われたリハーサルで、宙写りのための器具ハーネスの装着具合が悪く、背中の筋肉を痛めたのが原因。
出演する予定だった《オルフェオ》は今年の新制作で、演出はユヴァル・シャロンが手掛ける目玉演目の一つ。ビリャソンは痛みを堪えてリハーサルを終えた後、救急車で運ばれた。本人は声明を発表、8月2日の2回目の公演から出演する意欲をみせているが、医師の診断次第という。
写真:Santa Fe Opera / Curtis Brown
サンタフェ発 〓 テノールのローランド・ビリャソンが《オルフェオ》の初日を降板、リハーサルで背中痛め
2023/07/31
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