オーストリア・ザルツブルクのモーツァルテウム管弦楽団が次期首席指揮者にスペインの指揮者ロベルト・ゴンザレス=モンハス(Roberto González-Monjas)を迎えると発表した。2017年からその任にあるリッカルド・ミナシの後任で、任期は2024/2025シーズンから。
ゴンザレス=モンハスはスペイン北部バリャドリッド生まれの35歳。ザルツブルクのモーツァルテウム音楽院、ロンドンのギルドホール音楽演劇学校で学んでガリシア交響楽団のコンサートマスター、ローマのサンタ・チェチーリア国立管弦楽団のコンサートマスターを務めた。
その後、スイス最古の楽団として知られるヴィンタートゥール・ムジークコレギウムのコンサートマスターを経て、指揮者に転身。2021/2022シーズンから首席指揮者を務めている。
また、2021年にはベルギー国立管弦楽団の首席客演指揮者に就任。現在はスペイン北西部の大西洋に面した港湾都市ア・コルーニャを本拠地とするガリシア交響楽団(Orquesta Sinfónica de Galicia)の首席指揮者を務めている。
モーツァルテウム管弦楽団はモーツァルテウム音楽院に一旦吸収されたが、1958年からザルツブルク州とザルツブルク市により再興され、プロオーケストラとして独立した活動をしている。
写真:Alberte Peiteavel / Orquesta Sinfónica de Galicia
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ザルツブルク発 〓 モーツァルテウム管の次期首席指揮者にスペインのロベルト・ゴンザレス=モンハス
2023/03/24
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