ドイツ・シュトゥットガルトを本拠地とする南西ドイツ放送交響楽団(SWR Symphonieorchesters)が13日、2018年から首席指揮者を務めるテオドール・クルレンツィスとのコンサートのプログラムの変更を発表した。変更されるのは、3月27日から4月8日までの都合9回のコンサート。
変更前のプログラムはセルビアの作曲家マルコ・ニコディエヴィチ、ブラームスの組み合わせ。それがウクライナの作曲家オレクサンドル・シェチンスキーの《オーケストラのためのグロソラリー》、ヨルグ・ヴィドマンの《|ヴィオラとオーケストラのための協奏曲》、ショスタコーヴィチの交響曲第5番の組み合わせに変更された。
オーケストラによると、ロシアによるウクライナ侵略が続いて中で、キエフにいまも残るシェチンスキーの作品とショスタコーヴィッチの組み合わせることで、平和と和解を求めるメッセージを発信したいという。ただ、現地からの報道によると、クルレンツィスは、これまでスポンサーだったロシア第2位のVTB銀行とは決別していないという。
写真:SWR Symphonieorchesters
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シュトゥットガルト発 〓 クルレンツィスツィスがコンサートのプログラムを変更、ウクライナとロシアの作曲家の作品を同時に入れる
2022/03/14
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