東京発 〓 東京都交響楽団が音楽監督の大野和士との契約を延長

2021/10/15

東京都交響楽団(Tokyo Metropolitan Symphony Orchestra)が音楽監督の大野和士(Kazushi Ono)との契約を延長した。大野は2015年からその任にあり、今回の契約更改で、任期は2026年3月まで3年間延びる。東京都交響楽団は2025年度に創立60周年を迎える。

また、東京都交響楽団は2022年4月から始まる2022年度楽季プログラムも発表した。新シーズンで大野は定期演奏会、プロムナードコンサート、都響スペシャルなど都合10公演を指揮する。開幕公演では藤田真央をソリストに迎えたシューマンのピアノ協奏曲、リヒャルト・シュトラウスの《英雄の生涯》を取り上げる。

新シーズンの客演指揮者陣は、パリ管弦楽団の音楽監督に就任するなど赤丸急上昇中の若手指揮者クラウス・マケラが注目される他、首席客演指揮者アラン・ギルバート、名誉指揮者エリアフ・インバル、トーマス・ダウスゴー、準・メルクルらが登場する。

写真:Tokyo Metropolitan Symphony Orchestra / 森口ミツル


    

関連記事

  1. トリエステ発 〓 トリエステ歌劇場が2023/2024シーズンの公演ラインナップを発表

  2. ニューヨーク発 〓 ジュリアード音楽院が作曲科の科長ロバート・ビーザーをセクハラ疑惑で休職に

  3. ブリュッセル発 〓 大野和士がブリュッセル・フィルの次期音楽監督に

  4. ウィーン発 〓 国立歌劇場が3月第3週のストリーミング配信のラインナップを発表

  5. デュッセルドルフ発 〓 アルペシュ・チャウハンがデュッセルドルフ交響楽団の首席客演指揮者に

  6. ミュンヘン発 〓 バイエルン州立オペラが新制作の《ジュディッタ》をストリーミング配信

  7. マドリード発 〓 スペインの国営郵便局がビクトリア・デ・ロス・アンヘレス、アリシア・デ・ラローチャの肖像を使った切手を発売

  8. 東京発 〓 第34回「高松宮殿下記念世界文化賞」の音楽部門に米国のトランペッター、ウィントン・マルサリス

  9. グシュタード発 〓 メニューイン音楽祭が中止を発表

  10. ヘルシンキ発 〓 ミリアム・ヘリン国際声楽コンクールが閉幕

  11. ローマ発 〓 カウフマンが新たに《オテロ》を録音

  12. シュトゥットガルト発 〓 シュトゥットガルト州立劇場が新制作の《ラインの黄金》をライブ・ストリーミング

  13. 大津発 〓 びわ湖ホールが来年度の公演ラインナップを発表

  14. ユトレヒト発 〓 ユトレヒト古楽音楽祭が開催中止を発表、9月開催で初

  15. ピアチェンツァ発 〓 市立劇場が5月16日の再開場を発表、ドミンゴ、ムーティの出演続く

  1. この記事へのコメントはありません。

  1. この記事へのトラックバックはありません。