メゾ・ソプラノ歌手のクラウディア・マーンケ(Claudia Mahnke)にフランクフルト市から「宮廷歌手」の称号が贈られた。マーンケは2006/2007シーズンからフランクフルト市立歌劇場のメンバーで、劇場への長年の貢献が認められた。
マーンケは旧東ドイツ・メラーネ生まれの53歳。ドレスデンのカール・マリア・フォン・ウェーバー音楽大学で声楽を学び、卒業後はケムニッツ劇場の歌手陣に加わった。
1994年、ベルリン・ドイツ連邦歌唱コンクールに入賞してシュトゥットガルト州立オペラに移籍、2006年にはバイエルン州から「宮廷歌手」が贈られている。
フランクフルトに移ってからも世界各地の歌劇場、オーケストラに出演を重ねており、2013年にはバイロイト音楽祭にデビュー、2016年にはワーグナー《トリスタンとイゾルデ》のブランゲーネを歌っている。
伝達式は7月4日、彼女が出演した新制作の《カルメル派修道女の対話》の公演終了後に行われた。
写真:Oper Frankfurt / Barbara Aumüller
フランクフルト発 〓 メゾ・ソプラノのクラウディア・マーンケにフランクフルト市から「宮廷歌手」の称号
2021/07/06
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