トゥール発 〓 サントル=ヴァル・ド・ロワール交響楽団の首席客演指揮者にベネズエラの女流指揮者グラス・マルカーノ

2021/06/08

フランス・トゥールを拠点とするサントル=ヴァル・ド・ロワール交響楽団(Orchestre symphonique Centre-Val de Loire)がベネズエラの女流指揮者グラス・マルカーノ(Glass Marcano)を首席客演指揮者に迎えると発表した。サントル=ヴァル・ド・ロワール交響楽団はトゥール歌劇場の座付きオーケストラ。

マルカーノはベネズエラのサン・フェリペ(San Felipe)生まれの24歳。ベネズエラの音楽教育システム「エル・システマ」で音楽を学んだ。注目を集めたのは、2020年にパリで行われた女性指揮者のためのコンクール「ラ・マエストラ」に参加したこと。

マルカーノは当時、家族が経営する八百屋の売り子をしながら法律を勉強、その合間にオーケストラの指揮を行っていたが、参加費用150ユーロと旅費を工面して参加。決勝には進出しなかったが、オーケストラのメンバーによる投票で見事1位を獲得、情熱的な指揮が話題を集めた。

写真:Glass Marcano




関連記事

  1. サンフランシスコ発 〓 サンフランシスコ・オペラが2020/2021シーズンの公演ラインナップを発表

  2. ベルリン発 〓 ベルリン・ドイツ・オペラが《ヘリアーネの奇跡》の再演を急きょ中止、テノール歌手の体調不良で

  3. エッセン発 〓 ドイツの老舗音楽月刊誌「フォノ・フォルム」廃刊へ

  4. ロンドン発 〓 ロイヤル・オペラ・ハウスがストリーミングのための新しいプラットフォームを起ち上げ

  5. バーミンガム発 〓 市響が首席指揮者の山田和樹との契約を延長、首席客演指揮者にイラン・ヴォルコフ

  6. ミラノ発 〓 クリスティアン・ティーレマンがスカラ座の新しい《ニーベルングの指環》4部作の指揮から降板

  7. ライプツィヒ発 〓 ゲヴァントハウス管弦楽団の「マーラー・フェスティバル」は2023年に仕切り直し

  8. ウィーン発 〓 アンナ・ネトレプコが米国に復帰、パームビーチ・オペラに出演

  9. 訃報 〓 ピーター・ハーフォード(88)英国のオルガン奏者

  10. レイキャビク発 〓 ワーグナー《ワルキューレ》のアイスランド初演がお流れに

  11. ブエノスアイレス発 〓 ジャン・レイサム=ケーニックがテアトロ・コロンの音楽監督に

  12. マルメ発 〓 マルメ響がウィーン・フィルのコンサートマスター、ライナー・ホーネックに名誉客演指揮者の称号

  13. ベルリン発 〓 バレンボイムの功績に対して、ベルリン州立オペラが「名誉会員」、ベルリン・シュターツカペレが史上初の「名誉首席指揮者」の称号

  14. コブレンツ発 〓 ライン州立フィルの首席指揮者にマルゼナ・ディアクン

  15. ハンブルク発 〓 「ドイツ・グラモフォン」がブルース・リューと独占録音契約

  1. この記事へのコメントはありません。

  1. この記事へのトラックバックはありません。