公演がなくなったアトランタ・オペラの衣装部が全国的に不足する医療用マスク製作に乗り出して話題を集めている。
アトランタ・オペラも新型コロナウイルスの感染拡大で本拠地のアライアンス劇場は閉鎖、今シーズンの残りの公演をすべてキャンセルしている。
現地での報道によると、マスク製作は、イスラエル軍の衛生兵の経験を持つ芸術監督トメル・ズヴルンの発案。衣装部の12人と公演のスポンサーでもある病院と相談し、病院から生地として使用する手術室シートの提供を受けて医療用の「N95タイプ」のマスクの製作を始めたという。
プロトタイプは今週初めに完成。既に7万2000枚の製作依頼を受けており、衣装部のスタッフがローテンションを組んで24時間体制で1日220枚のペースで“増産”を続けているという。
写真:Atlanta Opera
アトランタ発 〓 アトランタ・オペラ衣装部がマスク製作に奮戦
2020/03/26
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