ミュンヘン発 〓 バイエルン州立歌劇場が2019/2020シーズンの公演ラインナップを発表

2019/03/18

バイエルン州立歌劇場(Bayerische Staatsoper)が2019/2020シーズンの公演ラインナップを発表した。2019/2020シーズンは総監督ニコラウス・バッハラー、音楽監督キリル・ペトレンコのコンビの最後のシーズン。開幕を飾るのは、ヨナス・カウフマン他が出演するコルンゴルトの《死の都》。マリーナ・アブラモヴィッチが演出を手掛けて出演する《7 DEATHS OF MARIA CALLAS》が世界初演される。音楽はマルコ・ニコディエヴィチ。カウフマン夫人のクリスティアーネ・ルッツがオペラ・スタジオの歌手たちによる公演でトマの《ミニョン》の演出を手掛けるのも話題。新制作は以下の通り。

コルンゴルト《死の都》
2019年11月18日-12月11日 / 2020年7月19日
演出:サイモン・ストーン
指揮:キリル・ペトレンコ
出演:ヨナス・カウフマン / マーリス・ペーターゼン / ジェニファー・ジョンストン / マニュエル・ギュンター

アブラハムセン《雪の女王》
2019年12月21日-2020年1月6日 / 7月31日
演出:アンドレアス・クリーゲンブルク
指揮:コルネリウス・マイスター
出演:バーバラ・ハンニガン / ピーター・ローズ / レイチェル・ウィルソン / Helena Zubanovich / キャロライン・ウェッターグリーン

バルトーク《青ひげ公の城》& オーケストラのための協奏曲
2020年2月1日-16日 / 6月27日-29日
演出:ケイティ・ミッチェル
指揮:オクサーナ・リーニフ
出演:ニーナ・シュテンメ / ジョン・ルンドグレン

ヴェルディ《群盗》
2020年3月8日-29日 / 7月1日-4日
演出:ヨハネス・エラス
指揮:ミケーレ・マリオッティ
出演:ディアナ・ダムラウ / ミカ・カレス / チャールズ・カストロノーヴォ / イーゴリ・ゴロヴァテンコ

トマ《ミニョン》
2020年4月1日-9日
演出:クリスティアーネ・ルッツ
指揮:ピエール・デュムソー
出演:州立歌劇場オペラ・スタジオの歌手たち

《7 DEATHS OF MARIA CALLAS》= 世界初演
2020年4月11日-14日
音楽:マルコ・ニコディエヴィチ
演出:マリーナ・アブラモヴィッチ
指揮:ヨエル・ガムゾウ
出演:マリーナ・アブラモヴィッチ / ウィレム・デフォー / アデーラ・ツァハリア / セレーネ・ザネッティ / イェサン・パク

ラモー《カストールとポリュックス》
2020年6月26日-7月2日
演出:ハンス・ノイエンフェルス
指揮:アイヴァー・ボルトン
出演:エメーケ・バラート / キャスパー・シング / エドウィン・クロスリー=マーサー

ヴェルディ《ファルスタッフ》
2020年7月5日-14日
演出:Mateja Koležnik
指揮:キリル・ペトレンコ
ヴォルフガング・コッホ / ボリス・ピンハソヴィチ / ボグダン・ヴォルコフ / アレクサンドラ・クルザク / オッカ・フォン・デル・ダメラウ

写真:Bayerische Staatsoper


    もっと詳しく ▷


関連記事

  1. クラスノヤルスク発 〓 空港にバリトンのホフストフスキーの名前

  2. 上海発 〓 第2回「上海アイザック・スターン国際ヴァイオリン・コンクール」閉幕

  3. ロンドン発 〓 サカリ・オラモがBBC交響楽団との契約を2022年まで延長

  4. 北京発 〓 故宮で「ドイツ・グラモフォン」創立120年記念コンサート

  5. ミュンヘン発 〓 バイエルン州立歌劇場がオンデマンド配信のスケジュールを発表

  6. ロンドン発 〓 グラモフォン・アワード2018決定

  7. ラス・パルマス発 〓 「オペラ・ラス・パルマス」が2019シーズンのラインナップを発表

  8. ウィーン発 〓 コニエチュニーに「宮廷歌手」の称号

  9. オーハイ音楽祭 〓 ソプラノのバーバラ・ハニガンがグラミー賞「ベスト・クラシック・ソロ・アルバム」を獲得

  10. ハンブルク発 〓 難民たちに州立歌劇場が《ナブッコ》のコーラスへの参加呼びかけ

  11. ドレスデン発 〓 ヤノフスキがドレスデン・フィルの首席指揮者へ、2度目の登板

  12. グラフェネッグ音楽祭 〓 2019年の概要を発表

  13. ゲッティンゲン・ヘンデル音楽祭 〓 次期音楽監督にジョージ・ペトロウ

  14. ヴェルビエ・フェスティバル 〓 25周年記念ガラに世界的なアーティスト30人が集結

  15. ペーザロ発 〓 ロッシーニ・オペラ・フェスティバルが2020年の概要を発表

  1. この記事へのコメントはありません。

  1. この記事へのトラックバックはありません。