広島交響楽団(Hiroshima Symphony Orchestra)が2019年度の公演ラインナップを発表した。音楽総監督の下野竜也、終身名誉指揮者の秋山和慶、首席客演指揮者のクリスティアン・アルミンクがそれぞれ意欲的なプログラムに取り組む。下野は矢代秋雄の交響曲、伊福部昭の協奏風交響曲といった日本の現代作品に取り上げる他、“Hosokawa×Beethoven”をテーマにした「ディスカバリー・シリーズ」で、細川俊夫の作品とベートーヴェンの交響曲などを組み合わせたプログラムを指揮する。恒例の「平和の夕べコンサート」はアルミンクの指揮。また、国交樹立100周年に当たるポーランドに焦点を当てるのも特徴。クシシュトフ・ペンデレツキが客演して自作のヴァイオリン協奏曲「メタモルフォーゼン」を指揮する他、ワルシャワで8月に行われる「ショパンと彼のヨーロッパ音楽祭」に客演し、オープニング・コンサートではシンフォニア・ヴァルソヴィアとの合同演奏も行う。
写真:Hiroshima Symphony Orchestra
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広島発 〓 広島交響楽団が2019年度の公演ラインナップを発表
2019/02/15
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