広島発 〓 広島交響楽団が2019年度の公演ラインナップを発表

2019/02/15

広島交響楽団(Hiroshima Symphony Orchestra)が2019年度の公演ラインナップを発表した。音楽総監督の下野竜也、終身名誉指揮者の秋山和慶、首席客演指揮者のクリスティアン・アルミンクがそれぞれ意欲的なプログラムに取り組む。下野は矢代秋雄の交響曲、伊福部昭の協奏風交響曲といった日本の現代作品に取り上げる他、“Hosokawa×Beethoven”をテーマにした「ディスカバリー・シリーズ」で、細川俊夫の作品とベートーヴェンの交響曲などを組み合わせたプログラムを指揮する。恒例の「平和の夕べコンサート」はアルミンクの指揮。また、国交樹立100周年に当たるポーランドに焦点を当てるのも特徴。クシシュトフ・ペンデレツキが客演して自作のヴァイオリン協奏曲「メタモルフォーゼン」を指揮する他、ワルシャワで8月に行われる「ショパンと彼のヨーロッパ音楽祭」に客演し、オープニング・コンサートではシンフォニア・ヴァルソヴィアとの合同演奏も行う。

写真:Hiroshima Symphony Orchestra


    もっと詳しく ▷


関連記事

  1. フランクフルト発 〓 フランクフルト歌劇場が2019/2020シーズンの公演ラインナップを発表

  2. プラハ発 〓 プラハ国民劇場が次期芸術監督にノルウェー国立オペラの前芸術監督を招聘

  3. 東京発 〓 ロイヤル・オペラ、日本ツアーの詳細決まる

  4. ワルシャワ発 〓 もう一つの「ショパン・コンクール」創設

  5. ヒルヒェンバッハ発 〓 南ヴェストファーレン・フィルが首席指揮者にナビル・シェハタ

  6. ジュネーブ発 〓 ジュネーブ国際音楽コンクールのピアノ部門が終了

  7. トゥールーズ発 〓 キャピトル劇場が2018/2019シーズンのラインナップを発表

  8. 大阪発 〓 大阪フィルを指揮して、デュトワが日本の音楽シーンに復帰

  9. ケルン発 〓 ギュルツェニヒ管弦楽団が音楽監督フランソワ=グザヴィエ・ロトとの契約を延長

  10. ミラノ発 〓 スカラ座のペレイラ総裁退任へ

  11. トロント発 〓 ピエチョンカが王立音楽院の声楽部門トップに

  12. ベルリン発 〓 メータ、ベルリン・フィルの名誉会員に

  13. マドリード発 〓 テアトロ・レアルが2018/2019シーズンのラインナップ発表

  14. ニューヨーク発 〓 アラーニャがメトロポリタン歌劇場《サムソンとデリラ》の第3幕を降板

  15. ワシントン発 〓 ナショナル交響楽団がジャナンドレア・ノセダとの契約を延長

  1. この記事へのコメントはありません。

  1. この記事へのトラックバックはありません。