ジュネーブ発 〓 トゥガン・ソヒエフがスイス・ロマンド管弦楽団の首席指揮者・芸術顧問に

2026/06/08

ジュネーブを拠点とするスイス・ロマンド管弦楽団(Orchestre de la Suisse Romande)が次期音楽監督・芸術顧問にロシアのトゥガン・ソヒエフ(Tugan Sokhiev)を迎えると発表した。任期は2026/2027シーズンから3シーズン。2017年からその任にあり、2025/2026シーズンをもって退任したジョナサン・ノットの後任。

ソヒエフは旧ソ連北オセチア・ウラジカフカス生まれの48歳。サンクトペテルブルク音楽院で指揮をイリヤ・ムーシン、ユーリ・テミルカーノフに師事。これまでにフランスのトゥールーズ・キャピトル国立管弦楽団の音楽監督(2008ー2022)、ベルリン・ドイツ交響楽団の首席指揮者(2012ー2016)、ボリショイ劇場の音楽監督(2014ー2022)を歴任している。

2022年にはロシアのウクライナ侵略をめぐり、ウクライナの首都キーウと姉妹都市関係にあるトゥールーズ市長からプーチン政権との距離を明確にするコメントを発表するよう求められ、キャピトル管、ボリショイ劇場の音楽監督を同時に辞任した。来年2027年には、ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団が元旦に行う「ニューイヤー・コンサート」を指揮することが決まっている。

写真:Magali Dougados


関連記事

  1. 訃報 〓 マーティン・ロヴェット(93)英国のチェロ奏者、アマデウス弦楽四重奏団のメンバー

  2. ミュンヘン発 〓 バイエルン州立歌劇場が13日、ドイツの歌劇場のトップを切って再開場

  3. アムステルダム発 〓 オランダも8月いっぱいイベント禁止、オランダ芸術祭も中止

  4. ニューヨーク発 〓 マリア・カラスの生涯を描いた伝記映画「マリア」が完成

  5. ウィーン発 〓 来年の「ニューイヤー・コンサート」、無観客も検討

  6. プラハ発 〓 プラハ国立歌劇場がリニューアル・オープン

  7. ウィーン発 〓 ニューイヤー・コンサートの「ラデツキー行進曲」のアレンジを一新

  8. ワシントン発 〓 ナショナル響がロンドン響のレーベル「LSO Live」からアルバムをリリース

  9. ルツェルン発 〓 延期されていたアンドラーシュ・シフのコンサートの中止決定、新型コロナウイルスの感染拡大止まず

  10. サンクト=ペテルブルク発 〓 ユーリ・テミルカーノフがサンクト=ペテルブルク・フィルハーモニー管弦楽団の音楽監督を辞任

  11. モスクワ発 〓 チャイコフスキー記念大交響楽団の首席客演指揮者にフェリックス・コロボフ

  12. 訃報 〓 イーゴリ・オイストラフ(90)ウクライナのヴァイオリニスト

  13. ウィーン発 〓 国立歌劇場の「オーパンバル」にアイーダ・ガリフッリーナとピョートル・ベチャワが出演

  14. 東京発 〓 N響が早くも2025/2026シーズンの公演ラインナップを発表

  15. サンタンデール発 〓 第20回「パロマ・オシェイ・サンタンデール国際ピアノ・コンクール」でカナダ出身のイェーデン・イジク=ドズルコが優勝

  1. この記事へのコメントはありません。

  1. この記事へのトラックバックはありません。