ボローニャ発 〓 オクサーナ・リーニフが任期満了で市立歌劇場の音楽監督を退任

2025/11/12

ウクライナの指揮者オクサーナ・リーニフ(Oksana Lyniv)がイタリアのボローニャ市立歌劇場(Teatro Comunale di Bologna)が3年の任期を終えて音楽監督を退任した。2022年1月から歌劇場初の女性音楽監督を務めていた。先週末、お別れコンサートを指揮して劇場に別れを告げた。

リーニフはウクライナ・ブロードィ生まれの47歳。2017/2018から2019/2020シーズンにかけてオーストリアのグラーツ歌劇場の首席指揮者を務めた他、2021年ドイツ・バイロイトのワーグナー音楽祭で《さまよえるオランダ人》を指揮、音楽祭史上初の女性指揮者となった。

写真:Teatro Comunale di Bologna / Werner Kmetitsch


関連記事

  1. 香港発 〓 ホンコン・アート・フェスティバルが中止を発表

  2. 訃報 〓 ルイ・アンドリーセン(82)オランダの作曲家

  3. 東京発 〓 2020年東京五輪・パラリンピックの公式文化プログラム、ドミンゴの代役決まる

  4. ウィーン発 〓 オーストリア政府がワクチン接種を受けていない人を対象に外出制限措置

  5. 訃報 〓 テレサ・ベルガンサ(89)スペインのメゾ・ソプラノ歌手

  6. 訃報 〓 ジョン・キンセラ(89)アイルランドの作曲家

  7. ザールブリュッケン発 〓 マックス・オフュルス映画祭の音楽賞にダーシャ・ダウエンハウアー

  8. 訃報 〓 ネルソン・フレイレ(77)ブラジルのピアニスト

  9. リエージュ発 〓 指揮者のスペランツァ・スカップッチがワロン王立オペラの音楽監督を退任

  10. ミュンヘン発 〓 ソプラノ歌手のアニヤ・ハルテロスが2024年の活動休止を発表、家族の看病に専念

  11. ミラノ発 〓 クリスティアン・ティーレマンが代役で久々にスカラ・フィルの指揮台に

  12. 訃報 〓 グラハム・クラーク(81)英国のテノール歌手

  13. ケルン発 〓 アンドレス・オロスコ=エストラーダがケルンの音楽総監督に、グザヴィエ・ロトの後任

  14. ウィーン発 〓 ソプラノ歌手のリンダ・ワトソンに「宮廷歌手」の称号

  15. ザルツブルク発 〓 ローランド・ビリャソン、芸術監督務める音楽祭「モーツァルト週間」との契約を延長

  1. この記事へのコメントはありません。

  1. この記事へのトラックバックはありません。