スウェーデン放送交響楽団(Sveriges Radios Symfoniorkester)が次期音楽監督にアンドレス・オロスコ=エストラーダ(Andrés Orozco-Estrada)を迎えると発表した。任期は2026/2027シーズンから。
オロスコ=エストラーダはコロンビア・メデジン生まれの47歳。母国でヴァイオリンと指揮を学んだ後、ウィーン国立音楽大学に進んだ。その後、ウィーン・トーンキュンストラー管弦楽団首席指揮者(2009ー2014)、hr交響楽団(旧フランクフルト放送交響楽団)首席指揮者(2014ー2021)、ヒューストン交響楽団音楽監督(2014ー2021)、ウィーン交響楽団首席指揮者(2020ー2022)を歴任してきた。
現在はRAI国立交響楽団の首席指揮者(2023ー)、ドイツ・ケルン市の新しい音楽総監督とギュルツェニヒ管弦楽団の音楽監督(2025ー)を務める。
スウェーデン放送響は首都ストックホルムのベルワルド・ホールを本拠地に活動するスウェーデン放送付属のオーケストラ。設立は1965年。音楽監督のポストは、ダニエル・ハーディングが2024/2025シーズンで退任してから空席となっていた。
写真:Werner Kmetitsch


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