オタワ発 〓 フィンランドの指揮者ヨン・ストルゴールズがカナダ国立芸術センター管の8代目音楽監督に

2025/09/10

首都オタワにあるカナダ国立芸術センター管弦楽団(National Arts Centre Orchestra)が8代目音楽監督にフィンランドの指揮者ヨン・ストルゴールズ(John Storgårds)を迎えると発表した。任期は2026/2027シーズンからで、2015年からその任にあるアレクサンダー・シェリーの後任。ストルゴールズは2015年から首席客演指揮者を務めている。

管弦楽団は1969年、国立芸術センターのレジデント・オーケストラとして設立された。これまでにトレヴァー・ピノック、ピンカス・ズッカーマンなどが音楽監督を務めている。NHK交響楽団ゲスト・コンサートマスターも務める川崎洋介が2008年から、コンサートマスターを務めてオーケストラを率いている。

ストルゴールズはヘルシンキ生まれの61歳。シベリウス音楽院でヴァイオリンを学び、1986年からエサ=ペッカ・サロネン率いるスウェーデン放送交響楽団のコンサートマスターを務めた。その後、1993年から1997年まで母校でヨルマ・パヌラとエリ・クラスの下で指揮を学んで指揮者の道へ。

その後、ラップランド室内管弦楽団の芸術監督を経て、2003年にヘルシンキ・フィルハーモニー管弦楽団の首席客演指揮者に迎えられ、2008年からは首席指揮者を務めた(ー2015)。その間、タンペレ・フィルハーモニー管弦楽団の首席指揮者も兼任(2006ー2009)。2012年からはBBCフィルハーモニックの首席客演指揮者も務め、2022年から首席指揮者。

写真:National Arts Centre


  もっと詳しく ▷


関連記事

  1. パリ発 〓 ミルガ・グラジニーテ=ティーラがフランス放送フィルの首席客演指揮者に

  2. ロンドン発 〓 ソンドラ・ラドヴァノフスキーがロイヤル・オペラの日本ツアーへの出演をキャンセル

  3. オストラヴァ発 〓 ヤナーチェク・フィルの次期芸術監督にロシアの指揮者ダニエル・ライスキン

  4. ベルリン発 〓 休養していたバレンボイム、ベルリン州立歌劇場の「平和のためのコンサート」で復帰。ウクライナへの連帯を共有

  5. ルツェルン発 〓 夏の音楽祭の中止決まる

  6. ワシントン発 〓 ジャナンドレア・ノセダがナショナル響とウクライナ国歌

  7. ローマ発 〓 ローマ歌劇場が《椿姫》の新作を4月にストリーミング配信

  8. シンガポール発 〓 シンガポール響がインターネットで支援の訴え

  9. ロンドン発 〓 置き忘れたヴァイオリン、スティーブン・モリスに戻る

  10. ニューヨーク発 〓 ジュリアード音楽院が作曲科の科長ロバート・ビーザーをセクハラ疑惑で休職に

  11. ベルリン発 〓 首席フルートのマチュー・デュフォーがベルリン・フィルを退団

  12. 訃報 〓 ルーゼン・グネス(80)トルコ出身のヴィオラ奏者

  13. 訃報 〓 ロザリンド・エリアス(90)米国のメゾ・ソプラノ歌手

  14. バッファロー発 〓 ジョアン・ファレッタがバッファロー・フィルとの契約を延長

  15. 訃報 〓 ジョナサン・ミラー(85)英国の演出家

  1. この記事へのコメントはありません。

  1. この記事へのトラックバックはありません。