毎年1月末にモーツァルトの生地オーストリアのザルツブルグで開かれるモーツァルト週間(Mozartwoche)が2025年の公演ラインナップを発表した。1月23日から2月2日の開催で、51のイベントが予定されている。テーマは「デスティネーション・モーツァルト」。彼にインスピレーションを与えた先人作曲家たち、モンテヴェルディ、ヘンデル、バッハ、ハイドン、シュッツ、ブクステフーデ、グルックなどに焦点を当てる。
発表によると、2025年の目玉は、音楽祭の芸術監督を務めるローランド・ビリャソンが自らが主演するモンテヴェルディの《オルフェオ》の上演。演出はニコラウス・ハビヤンで、クリスティーナ・プルジャールがアンサンブル・ラルペジアータを指揮する。ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団のコンサートは3回で、指揮するのは、アダム・フィッシャー、トーマス・グガイス、オクサーナ・リーニフの三人。
客演する演奏団体も、ジョルディ・サヴァール率いるコンセール・デ・ナシオン、フィリップ・ヘレヴェッヘ指揮のゲント・コレギウム・ヴォカーレ、内田光子指揮のマーラー室内管弦楽団、ロビン・ティチアーティ指揮のヨーロッパ室内管弦楽団、アンドラーシュ・シフ指揮のアンドレア・バルカ・カペラなど、例年通り華やかさ。
写真:Internationale Stiftung Mozarteum
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ザルツブルグ発 〓 モーツァルト週間が2025年の公演ラインナップを発表
2024/05/18
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