オランダ国立オペラとそのピットに入るオランダ・フィルハーモニー管弦楽団が首席指揮者ロレンツォ・ヴィオッティ(Lorenzo Viotti)の退任を発表した。2024/2025シーズンをもって退任する。ヴィオッティはマルク・アルブレヒトの後を受けて、2021/2022シーズンからその任にあり、本人は「私生活と発展を優先させることにした」。その後も客演は続けるという。
ヴィオッティは1990年、スイスのローザンヌ生まれの33歳。父親はフェニーチェ劇場の音楽監督などを務め、50歳で急逝した指揮者マルチェッロ・ヴィオッティで、2013年の「カダケス国際指揮コンクール」と「ライプツィヒMDRコンクール」、2015年には「ネスレ&ザルツブルク音楽祭青年指揮者コンクール」で優勝している。
写真:Teatro alla Scala
アムステルダム発 〓 ロレンツォ・ヴィオッティがオランダ国立オペラ、オランダ・フィルの首席指揮者を退任
2023/04/23
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