グラフェネック発 〓 乗馬学校を「ルドルフ・ブッフビンダー・ホール」に改修、グラフェネック音楽祭に第3のホール

2022/03/23

オーストリアのグラフェネック音楽祭(Grafenegg Festival)に新ホールが誕生することになった。かつての乗馬学校のホールを改修するもので、「ルドルフ・ブッフビンダー・ホール」と名付けられるという。オーストリアのピアニスト、ブッフビンダーは75歳。2007年の音楽祭創設以来、音楽監督を務めている。

新ホールは音楽祭にとって、野外ステージ、オーディトリアム・コンサート・ホールに続き、3つ目の演奏会場となる。改修工事は2024年の音楽祭終了後にスタート、2026年の音楽祭から使用される。改修の費用は1500万ユーロ(約20億円)になるという。

写真:Die alte Reitschule / Klaus Fritsch


関連記事

  1. ザルツブルク発 〓 ベルリン・フィルがザルツブルク復活祭音楽祭のレジデント・オーケストラに復帰

  2. コルマール発 〓 国際音楽祭の芸術監督にアラン・アルティノグリュ、創設者のスピヴァコフは退任

  3. インスブルック発 〓 古楽音楽祭が2021年の公演ラインナップを発表

  4. ノボシビルスク発 〓 トランス=シベリア芸術祭が開幕

  5. リヒャルト・シュトラウス音楽祭 〓 アレクサンダー・リープライヒが芸術監督を辞任

  6. ドレスデン音楽祭 〓 総裁のヤン・フォグラーが音楽祭との契約を延長

  7. ウィーン発 〓 ソプラノのニーナ・シュテンメが国立歌劇場の名誉会員に

  8. レノックス発 〓 タングルウッド音楽祭が2024年のスケジュールを発表、ドゥダメルが2006年以来久々に登場

  9. リューベック発 〓 シュレスヴィヒ=ホルシュタイン音楽祭が2024年の「レナード・バーンスタイン賞」をチェロのアナスタシア・コベキナに

  10. ルートヴィヒスブルク音楽祭 〓 開幕延期も、リーニフ指揮の《田園》をライブ・ストリーミング

  11. ロンドン発 〓 夏の音楽祭「BBCプロムス」が2019年秋に日本公演

  12. ザルツブルク発 〓 ザルツブルク音楽祭が2022年夏の公演ラインナップを発表

  13. ウィーン発 〓 指揮者のマルコ・アルミリアートが国立歌劇場の名誉会員に

  14. ザルツブルク発 〓 復活祭音楽祭が早くも2024年の音楽祭の詳細を発表

  15. サリー発 〓 グランジ・パーク・オペラが2026年からワーグナーの《ニーベルングの指環》4部作を4年掛けて上演

  1. この記事へのコメントはありません。

  1. この記事へのトラックバックはありません。