パリ発 〓 ガルニエ宮の閉鎖期間を5年に延長、鉛除去の工事が必要で

2026/07/05

パリ国立オペラ(Opéra national de Paris)がガルニエ宮の修復工事に5年が必要で、閉鎖期間を2032年まで延長すると発表した。当初の予定では2027年から劇場を閉鎖、2029年に完了する予定だった。

ガルニエ宮はシャルル・ガルニエの設計で1875年に開場、今年で150周年。バスティーユ歌劇場が1989年に開館するまでパリ国立オペラの拠点で、壮麗な内外装、1964年にマルク・シャガールが描き直した客席の天井画など、パリのランドマークとして知られてきた。

発表によると、長期化する原因は、建物の各所、中でも舞台周辺からの鉛除去が必要なため。修復工事は総額4億5000万ユーロ(約765億円)と試算されている。バスティーユ歌劇場も大規模な改修工事が予定されているが、2030年から3年間休館する計画も後ろ倒しになるという。

写真:Palais Garnier


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