アンジェリーナ・ジョリーが世紀の名歌手マリア・カラス(Maria Callas)を演じ、その生涯を描いた伝記映画「マリア」が完成、そのイメージ画像が公開された。9月初旬に開催される「ヴェネチア国際映画祭」でのワールド・プレミア上映を経て、9月27日から始まる「ニューヨーク映画祭」で上映されるという。
ギリシャ系移民の子としてニューヨークに生まれたカラスは1950ー1960年代、テクニックに裏打ちされた歌唱と心理描写とその演技でオペラ界を席巻。1977年9月にパリで、心臓発作により53歳の若さで亡くなったが、ドラマティックな人生もあって、「20世紀最高のディーヴァ」としていまも多くの人を魅了してやまない。
映画は人生最後の週が物語の舞台。監督はチリ出身のパブロ・ララインで、ジャクリーン・ケネディ・オナシスとダイアナ妃をそれぞれ描いた歴史的伝記映画「ジャッキー」、「スペンサー」に続く、伝記物第3弾。コディ・スミット=マクフィー、アルバ・ロルヴァッハー、ピエルフランチェスコ・ファヴィーノ、ヴァレリア・ゴリノらが共演している。
写真:Pablo Larraín
ニューヨーク発 〓 マリア・カラスの生涯を描いた伝記映画「マリア」が完成
2024/08/16
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