フィレンツェ発 〓 フィレンツェ5月音楽祭が2022年の音楽祭ラインナップを発表

2022/02/06
【最終更新日】2022/02/15

イタリアを代表する音楽祭の一つ、フィレンツェ5月音楽祭(Maggio Musicale Fiorentino)が2022年の公演ラインナップを発表した。会期は4月12日から7月14日で、上演されるオペラは以下の通り。

13日には歌劇場と縁の深いズービン・メータ指挥による「第九」のコンサートが予定されている。歌手陣はマンディ・フレドリヒ、マリー=クロード・シャピュイ、AJ・グルッカート、フローリアン・ベッシュ。

4月12日ー23日
グルック《オルフェオとエウリディーチェ》
[演出]ピエール・アウディ
[指揮]ダニエレ・ガッティ
[出演]フアン・フランシスコ・ガテルl / サラ・ブランチ / アンナ・プロハスカ

4月26日
モンテヴェルディ《アリアンナの嘆き》
[演出]ロレンツォ・フラティー二
[指揮]ダニエレ・ガッティ
[出演]フアン・フランシスコ・ガテル

4月27日ー5月8日
グノー《ロメオとジュリエット》
[演出]フレデリック・ウェイク=ウォーカー
[指揮]ヘンリク・ナナシ
[出演]ファン・ディエゴ・フローレス / ヴァレンティナ・ナフォルニツァ / エフゲニー・スタヴィンスキー / アレッシオ・アルドゥーニ / ヴァシリーサ・ベルザンスカヤ

5月10日ー20日
モーツァルト《フィガロの結婚》
[演出]ジョナサン・ミラー
[指揮]ズービン・メータ
[出演]アレッサンドロ・ルオンゴ / キルステン・マキノン / ルカ・ミケレッティ / ベネデッタ・トッレ / セレーナ・マルフィ / ファビオ・カピタヌッチ / パオロ・アントニェッティ

5月22日ー6月3日
ヴェルディ《二人のフォスカリ》
[演出]グリシャ・アサガロフ
[指揮]カルロ・リッツィ
[出演]プラシド・ドミンゴ / ジョナサン・テテルマン / アイリン・ペレス / リッカルド・ファッシ

6月7日ー18日
リヒャルト・シュトラウス《ナクソス島のアリアドネ》
[演出]マティウス・ハルトマン
[指揮]ダニエレ・ガッティ
[出演]クラッシミラ・ストヤノヴァ / AJ・グルッカート / ジェシカ・プラット / リヴュー・ホレンダー / ミシェル・ロジエ / マルクス・ヴェルバ

6月30日
ストラヴィンスキー《エディプス王》
[指揮]ダニエレ・ガッティ
[出演]AJ・グルッカート / ユディット・クタージ / アレックス・エスポージト / マッシモ・ポポリッツィオ

7月4日ー11日
リュリ《アシスとガラテア》
[演出]バンジャマン・ラザール
[指揮]フェデリコ・マリア・サルデッリ
[出演]ジャン=フランソワ・ロンバール / ルイジ・デ・ドナート

写真:Teatro del Maggio Musicale Fiorentino


    もっと詳しく ▷

    音楽祭プロフィールはこちら ▷


関連記事

  1. ロングボロー発 〓 ロングボロー・フェスティバル・オペラが2022年の公演ラインアップを発表

  2. トリノ発 〓 トリノ歌劇場が2023/2024シーズンの公演ラインナップを発表、ムーティは《仮面舞踏会》を指揮

  3. サリー発 〓 グランジ・パーク・オペラが2026年からワーグナーの《ニーベルングの指環》4部作を4年掛けて上演

  4. ボローニャ発 〓 指揮者のオクサーナ・リーニフが疲労でダウン、ボローニャ劇場の公演の指揮をキャンセル

  5. ラ・コート=サンタンドレ発 〓 指揮者のガーディナーが公演に出演した歌手に暴行、謝罪

  6. ルツェルン音楽祭 〓 短期集中演奏会「Life Is Live」を14日からスタート

  7. トリノ発 〓 王立歌劇場がストリーミング配信、毎日違った作品をアップ

  8. ラヴェンナ発 〓 ラヴェンナ芸術祭が2024年の公演ラインナップを発表

  9. リガ発 〓 リガ・ユールマラ音楽祭が2022年夏の公演ラインナップを発表、マリス・ヤンソンス音楽祭管弦楽団はクラウス・マケラが指揮

  10. ミラノ発 〓 クリスティアン・ティーレマンが代役で久々にスカラ・フィルの指揮台に

  11. 訃報 〓 ゼフランコ・ゼフィレッリ(96)イタリアの映画監督、演出家

  12. ローマ発 〓 ローマ歌劇場が《エルナーニ》を無料ストリーミング

  13. 訃報 〓 ミレッラ・フレーニ(84)イタリアのソプラノ歌手

  14. ロンドン発 〓 BBCプロムス最終日の「ルール・ブリタニア」などの歌詞なし演奏めぐり論争勃発

  15. ブルノ発 〓 ティーレマンがアキレス筋を再手術、ヤナーチェク音楽祭での指揮をキャンセル

  1. この記事へのコメントはありません。

  1. この記事へのトラックバックはありません。