セビリア発 〓 パブロ・エラス=カサド率いるバイロイト祝祭管弦楽団のスペイン・ツアー、マエストランサ劇場での公演が停電で中止に

2026/09/04

ドイツのバイロイト音楽祭(Bayreuther Festspiele)を支える祝祭管弦楽団のスペイン・ツアーで9月2日、セビリアのマエストランサ劇場での公演が停電に見舞われた。ツアーを率いるパブロ・エラス=カサド(Pablo Heras-Casado)、オーケストラのメンバーや観客は1時間近くにわたって劇場の外で回復を待ったが、電力の復旧が見込めないことから中止された。

現地での報道によると、停電はコンサートが始まって約40分後、プログラムの3曲目の演奏中に起きた。劇場の説明では、劇場に電力を供給する変電センターの特定の設備で起きており、原因は不明で調査中という。

バイロイト祝祭管弦楽団のスペイン・ツアーは音楽祭の150周年を記念したもの。1995年、2012年に続くもので、今回はキャサリン・フォスター、クラウス・フロリアン・フォークト、ニコラス・ブラウンリーが共演、プログラムはワーグナーの楽劇《ニーベルングの指環》の音楽で構成されている。

音楽祭終了後の8月29日にペララーダ城フェスティバルの創設40周年を祝ってスタート。8月31日にサンタンデール国際音楽祭に客演、マエストランサ劇場の公演は2026/2027シーズンの開幕を飾る公演だった。セビリアの後、マドリードの王立劇場(9月3日)、バレンシアのパラウ・デ・ラ・ムシカ(9月6日)で公演を行うことになっている。

写真:Festival Internacional de Santander / Pedro Puente


関連記事

  1. パリ発 〓 パリ国立オペラが総監督のニーフとの契約を更改、2031/2032シーズン終了まで任期延長

  2. デュッセルドルフ発 〓 インターナショナル・クラシック・ミュージック・アワード2025発表

  3. 東京発 〓 原田慶太楼が東響の正指揮者に

  4. パリ発 〓 指揮者のスペランツァ・スカップッチにフランスの「芸術文化勲章シュヴァリエ」

  5. ナポリ発 〓 サン・カルロ劇場が2026/2027シーズンの公演ラインナップを発表

  6. ウィーン発 〓 国立歌劇場がストリーミング第2週のラインナップを発表、新制作の《ドン・ジョヴァンニ》もライブ配信

  7. 訃報 〓 ペーター・ザイフェルト(71)ドイツのテノール歌手

  8. ウィーン発 〓 国立歌劇場がストリーミング・サービスの年末ラインナップを発表

  9. ウィーン発 〓 オーストリア政府がロックダウンを24日まで延長

  10. ロンドン発 〓 ピアノのマレイ・ペライアが復帰、旧知のアカデミー室内管と共演

  11. ストックホルム発 〓 ドロットニングホルム宮廷劇場が27日からヘンデル《アグリッピナ》をストリーミング配信

  12. サンティアゴ・デ・コンポステーラ発 〓 2022年12月をもって、ポール・ダニエルがスペインのガリシア王立フィルの芸術監督を退任

  13. リーズ発 〓 リーズ国際ピアノ・コンクールはブラッドフォードで開催

  14. ウィーン発 〓 来年の「ニューイヤー・コンサート」、無観客も検討

  15. ナント発 〓 大聖堂火災でボランティアの男、放火認める

  1. この記事へのコメントはありません。

  1. この記事へのトラックバックはありません。