バイロイト発 〓 バレンボイムがバイロイト音楽祭史上初の名誉会員に

2026/09/01

指揮者でピアニストのダニエル・バレンボイムが、ドイツのバイロイト音楽祭で史上初の名誉会員に選出された。150周年を迎えた節目の年の最終日8月28日に授与式が行われ、音楽祭総監督のカタリーナ・ワーグナーが署名した認定証がバレンボイムに贈られた。

バレンボイムは1981年のデビュー以来、1999年まで毎年登場し、合計161公演を指揮。《トリスタンとイゾルデ》、《パルジファル》、《ニュルンベルクのマイスタージンガー》を指揮している他、1988年から1992年にかけては5シーズン連続で《ニーベルングの指環》全曲を指揮している。中でも、ハイナー・ミュラーが演出し、メゾ・ソプラノのヴァルトラウト・マイヤーがイゾルデ役を務めた1993年の《トリスタンとイゾルデ》は稀代の名演と高く評価されている。

式典にはそのマイヤーと指揮者のシモーネ・ヤングも参列、ヤングが《ジークフリート牧歌》と《トリスタンとイゾルデ》の前奏曲を指揮した。言質の報道によると、二人は「私が知る特権を得たダニエル」について、親しい友人、同僚、そして芸術的な影響を与えてくれる存在であるとお祝いの言葉を述べたという。

バレンボイムは自身のSNSへの投稿で、「この素晴らしい栄誉を授けてくれたバイロイト音楽祭、そして感動的な祝辞を贈ってくれた素晴らしい友人であり同僚のシモーネ・ヤングとヴァルトラウト・マイヤーに感謝します」と述べている。


写真:Bayreuther Festspiele / Gert-Dieter Meier


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