リーズ発 〓 スティーヴン・ハフが2027年の国際ピアノ・コンクールの芸術監督兼審査委員長に

2026/07/02

リーズ国際ピアノ・コンクールが2027年のコンクールの芸術監督兼審査委員長に英国人ピアニストのスティーヴン・ハフ(Stephen Hough)を迎えると発表した。2027年の審査員は、ピョートル・アンデルジェフスキ、リュカ・ドゥバルグ、ジャニーナ・フィアルコフスカ、アレクサンダー・ガヴリリュク、オルリ・シャハム、ソン・ヨルム、キャサリン・ストット、そして、作曲家のエロリン・ウォーレンが顔を揃える。

コンクールは2020年末に死去したファニー・ウォーターマンらによって1961年に創設。1963年に第1回を開催してから、3年に一度のペースで行われ、これまでラドゥ・ルプー、マレイ・ペライア、アンドラーシュ・シフ、内田光子、小川典子、ラルス・フォークトといったピアニストを輩出している。2024年から、オーディションなどで広く普及している「ブラインド審査」を導入。次回2027年のコンクールからは年齢制限も35歳に引き上げられる。

ハフは就任に当たり、「コンクールは何のためにあるのでしょうか?。私にとって、それはコロッセオで剣闘士たちが互いに打ち負かし合うのを見物するような場であってはなりません。むしろ、才能豊かで想像力に富んだ若いピアニストたちが、自分自身や愛する音楽を表現できる『場』を作り出したいと考えました。コンサートという体験が、無数のエンターテインメントや文化的な選択肢と競い合わなければならない現代において、私たちは審査員や聴衆をその夜の演奏で魅了し、さらに何十年にもわたって『また聴きたい』と思わせてくれるようなアーティストを発掘したいと願っています」と述べている。

写真:Hastings International Piano


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